22年7月10日
競馬と私〜ギャンブル党惜別派〜

乗馬には競走馬を引退した馬たちがやってくる
全ての乗馬がそうかはわからないが
私が行っていたファームには
笠松競馬場で引退を迎えた馬もいると聞いた

高齢で背中の辺りも
かなり下がってきている芦毛がいた
体力的にも人を乗せられる感じではなく
いつも馬房で目をショボショボさせていた

ある日、馬運車が来たのだが
その芦毛を乗せるという
行く先は誰も言わない

その昔、ハードバージという名の
皐月賞馬がいた
福永洋一騎手を鞍上に勝ったが
450㎏に満たない小さな馬で
その後は奮わず引退した

何年後かに遊園地で
馬車を引いているところを発見された

イベントではレースで背負うこともないような
重いものを背負わされ衰弱した

この話は非常に難しくつらい

ハードバージがきっかけだったかはわからないが
引退馬の余生ついて考える気運が
少しだけだが高まった

全ての馬について何とかすることは難しいけど
たとえ一頭でもと思う人はいるのだ


tarezo…(-。-)y-゜゜゜