22年7月5日
競馬と私〜ギャンブル党馬乗り派〜

"馬乗り"を検索すると
馬に乗ったように、上からまたがること
とあるが
今回の話は「馬に乗ったように」ではなく
本当に馬に乗る話だ

ただし"乗る"前にやや長めの話があるのだが…

通勤途中に"GGライディングファーム"なる看板を見つけ
正直「こんな所にホンマにあるんかいな?」と
何度か素通りしていた
よく見ると馬のイラストが描いてある

ある日、早目に自宅を出て
出勤前にその看板に沿って走ってみた
するとはたしてあるではないか…
数頭の馬と人の姿

次の休日、意を決して(という程でもないが)
アポイントも取らずに行ってみた

このあたり記憶が曖昧なのだが…
責任者らしき人(以下「場長」)と若い人(以下「若造」)がいた

「見せていただければ」と断りを入れ
しばらく馬と彼らの仕事ぶりを見ていた
乗りに来ている人はいなかった

一段落して場長がアバウトな説明をしてくれたが
乗ることもだが"馬自体"に興味があることを伝えると
いろいろなことを話してくれた

話の中で同い年だとわかり、話が非常に弾んだ
馬の世話についてあれこれ聞いていると
百聞は一見に如かずと厩に連れていかれた

観光牧場や北海道旅行で馬には触れたことがあり
近づき方や気をつけることなど多少の知識もあった
何よりもこっちは"愛"に溢れているわけで
猫や犬にするようにスリスリしていたら
場長が面白がってか
蹄の泥取りや体の洗い方、ブラッシングなど教えてくれた


その日は馬に乗ることもなく
帰り際に「若造」が辞める話を聞き
次の休日、早朝に私は厩の前に立っていた

乗馬会員でもなく従業員でもない
ただ休みの日に"興味本意で手伝い"に来るという一風変わった人である
個人で営んでおられるので可能であったのだろう

生業にしている皆さんのご苦労を思えば
大変申し訳ないことだが
非常に楽しくやらせていただいた

労働の対価は
場長が暇なときに馬に乗せてもらうこと

いや、ホント馬は面白い

続く…

tarezo…(^。^)y-.。o○