暑い西日から隠れるように
草の屋根の下
日陰のベンチに座っている
地面ではアリンコ達が
何を目的にしているかもわからない
せっせと歩いている
時々サンダルを登ってきて足にアリンコ
くすぐったい
かゆいと思って手でパッとアリンコを飛ばす
空梅雨が明けて
しばらくはセミはまだ鳴いていなかったが
今日、今一匹のセミが鳴いている
かと思ったら鳴き止み
木々の葉っぱの風を切る涼しい音
やってきたんだ
もう既に
夏はやってきたんだ
夏には夏らしいことをする
そうすれば夏を満喫できる
海へ行きたい
砂浜にさざなみが押し寄せては引いていく
止まることはない
ずっと繰り返される
遥か水平線をのぞみ
大自然の壮大さに圧倒され
ただただ大海原を眺める
海へ行きたい
花火は何日か前にした
楽しかった
夏の思い出をたくさん作ろうと言い合った
線香花火がパチパチと
夏の終わりではなく
始まりを告げてくれた
火花が落ちたあとの余韻は
終わりの始まりを告げてくれた
僕らは考える
未来を展望し続ける
こう前向きに考えられるようになったのも
良き友人との出会いがあったからだ
少し前まで
後ろ向きの何もかもが憂鬱とした日々だった
そこから抜け出した
僕は
挑戦する今と未来を手に入れた
夢と
野望は
膨らむばかり
ワクワクしてるんだ
僕らの一寸先は闇の空間に
一つの灯火を人へと照らすこと
一人の人に灯火をやどすと
自分の足下も明るくなる
そんな助け合いの精神を手に入れた
もう迷うことはない
共に前へと歩んでいこう