今回ACEPCという格安MiniPCを購入したのでアーケード筐体に似合う環境作りに挑戦してみました。


個人的にWindowsは余り詳しくないので他にやりようはあるかもしれませんが概ね計画通り出来た感じなので今回は良しとします。



ACEPCがAmazonで10000円OFFの13000円で販売されていたのでとりあえずポチりました。

結構大きいです。


ざっくりスペックを書くとCeleronの2.3GHz、SSD120GB、4K HDMI出力2本、win10搭載、ACアダプターとHDMIケーブル付き(さらにPCをモニタ裏に取り付けることができるVESA規格ブラケット付き)とアーケードエミュ機としてはオーバースペックです。

故にraspberry piで動かないソフトもこちらでは案外簡単に動きます。

raspberry piにもこのスペックがあればいいのですが世の中なかなかうまく行かないものです。



アーケード筐体を自作する際、大切なのはスイッチを入れてから遊べるまで無駄な操作を挟まないところにあります。

PCやモニタ、スピーカーの選択は案外難しく、可能な限り購入前に動作チェックすることがポイントです。

例えば、ラズパイは電源ボタンが存在しておらず通電していれば動作し、淡々とプログラムを実行していくのでアーケード筐体など組み込むのに適しています。

MiniPCは電源ボタンもありますし、windows10なのでログイン画面もあります。



大抵の液晶テレビは電源が切れても現状のモードで再起動します。これは自作アーケード筐体向きです。

中には電源が切れると電源ボタンを押し直さなければならなかったりモードが初期値に戻ってしまうものもあります。

割とPC用のモニタはその傾向があります。

筐体に内蔵してしまうつくりで後から操作を求められるのでは困りものです。


スピーカーも同じで、電源を入れ直すたびに(スピーカーの)電源ボタンを押さなければならなかったり、モードが初期値に戻ったりするものもやはり天敵です。


(毎回電源を入れてもリモコンでないと起動しないTruLuxの液晶モニタ。非常に厄介です。)



もちろん技術があれば自分で調整できますが、アーケード筐体のパーツ全てが基本的に消耗品程度の扱いなので複雑な造りにすると後々交換が面倒になります。

大抵のハードオフには通電チェック出来るコーナーがあるので事前に確認しておくようにしましょう。




Windows10はセキュリティを無視すればログイン省略できるということなので設定をしていきます。

netplwizを実行。


入力が必要、のチェックボックスを外しOKを押す。


ログイン項目を設定したら完了。

これで以降自動ログインでデスクトップまで表示されるようになります。



デスクトップまで起動した後、キーボードやマウスを使う…というのはやはりアーケード筐体に相応しくありません。

雰囲気ぶち壊しアイテムではありますが設定時やトラブル時にはどうしても必要になります。

用意はしておくのですが通常時は見えないようにしておきましょう。



キーボードはアクセスしやすく必要な時は使いやすくできるよう格納しましょう。

開口時にはキーボード、マウス台として使えるように上開きのフラップ扉にし、マグネットキャッチで止めています。


閉じるとこんな感じです。



さて、ログインでPINなどの入力が必要なくなったのでキーボードは不要になりました。


retroarchのみの運用であればマウスは必要ありませんが、一応steamも使えるようにしていますので普通にWindows、steam、steamのマウスを使うゲームでどうしても必要になります。


やはりマウスもアーケード筐体の雰囲気ぶち壊しアイテムです。

そこで操作精度はやや低下しますがアケコンのレバーとボタンをマウスに対応させてしまいます。


ちなみにこのレバーとボタン配置は、完全に私の指に合わせて作ったものです。

何度も調整し、その都度板を変え穴を開け直したりもしています。


上段左から 1pスタートボタン、ホットキー、セレクトボタン(コイン投入)

左右の青いボタンはL1、L2、R1、R2ボタン。

赤いボタンは上が左がAボタン、右がBボタン、下左がXボタン、右がYボタンとなっています。


さらにゲーム中の設定では、L1が一時停止、L2はリワインド(巻き戻し)、R1コマ送り、R2早送りなどを割り当てており、操作しながらでも無理なく押せる自分の指配置となっています。

(主にシューティングゲームを想定しています)




マウスはフリーウェア(正確には無料で全機能使えるシェアウェア)のJoyToKeyを使います。


レバーを上に押しています。
入力されたキーが設定の方で黄色表示されています。

設定を開いてそのキーの詳細設定をすることができます。
これでアケコンレバーとボタンをマウスに対応させていきます。

全てのレバー、ボタンに設定することが可能です。


ログインと同時にアケコンをマウスとして使えるようにショートカットをスタートアップフォルダに入れておきます。

これで起動時にJoyToKeyを読み込んでくれます。

retroarchのショートカットも入れておけばそのままゲーム選択画面まで一発起動です。

retroarch側の設定でゲーム選択中はマウスオフにしています。(もちろんマウス操作にすることもできます)


アーケード筐体の雰囲気が出てまいりました。

ただし一発起動を実現するためログインを省略しているのでセキュリティはゼロです。

steamも入っていますし注意して運用しましょう。


解像度やら画質を落とせばDQ11sもなんとか動作。



こうして見るとアーケード筐体のようですが、ただのWindowsマシンで普通にエクセルとかも使えると思うと不思議な感じですね。