今年の夏こそはアーケード筐体風リュックを作成しよう! と意気込んで材料を色々漁っていたところ、思いのほか状態の良いアケコンをGET。
というわけで、今回はパンドラボックスを作ることにしました。
● パンドラボックスとは?
買ったことないし、そういえば正確なところは知らんなー、と思い一応調べてみました。
いわゆるアーケードゲームのエミュレーターを内蔵したアーケードコントローラーです。
良否はともかくAmazonとかでも売ってるんですね。結構お高い。
エミュの性能とアケコンの作りや強度がわからんのでなんとも言えませんが2pでそれぞれ1レバー6ボタン+2ボタン、HDMI、VGA搭載諸々考えるとそれだけでも2万円くらいは掛かるのかなぁというところでしょうか。
パーツ取り用にジャンクのアケコンを数百円で購入。
接続して動作確認したところ何一つ問題がなかったのでバラすのも忍びない感じだし…ということで他の使い道を考えたのが始まりです。
● 製作開始
とりあえずアケコンを分解。
内部にPCが収まるかを見てみました。
エンコーダーの配置箇所とボックス内の形状次第で決めようと思いました。
エンコーダー周りはそのままにしてレバー、ボタンの配線を外します。
PS対応のアケコンなのでボタン表記が○X△□です。
個人的にはこの表記苦手なので早く天板画像をABXYに書き換えたい。
結構しっかりしたボックスです。
とりあえずミニPCを置いてみて深さを確認。
そのままでもすっぽり収まるサイズ感です。
最悪幾つかのボタンを外して目隠しキャップにすれば配線の延長だけでもいけそう。
一応ミニPCもバラしてどのくらいの厚さになるのかも確認してみました。
思ってたよりも全然薄いですね。これは余裕ぽい。
ミニPCをアケコンに組み込むにあたり、各種ポートを基盤から外して延長するか延長ケーブルを噛ませて延長するか考えてみたのですが、せっかくなので(※面倒臭いので)ケースを流用してアケコンのボディと組み合わせることにしました。
早速ミニPCのケースとアケコンのボディを切り分けていきます。
半田で溶かして切断。
糸鋸などで切断するより手っ取り早いですが、換気の良くないところでやると死にます。注意。
半田で溶かした切り口はサンダーやヤスリ、サンドペーパーなどで整えます。
次に土台となる鉄板ですが、ネジ受けの出っ張りがあるのでこれも削ります。
アーケードコントローラーのオモリも兼ねた結構分厚い鉄板なのですが百均のダイヤモンド砥石で削れました。
思ってたより使えるものがあるのが百均の良いところです。
たいらにしました。
組み合わせてみます。
DAISOの万能パテを使ってミニPC部分とアケコンボディの内側を結合させます。
パテを練ると内部にある硬化剤と反応してわずか1分で固まってしまいます。成形する時間はほとんどないので盛ったり埋めたりといった充填剤として使用。
100円で15g程あり結構お得です。
この写真は1個使って大きな溝を埋めたところです。
完全硬化するのにおよそ1時間程。
さらに24時間経過。
めっちゃんこカチカチだなぁと思った辺りでとんでもないことに気がつきました。
✖︎ 上側からではミニPCの基盤が入らない!
✖︎ ボディに阻まれて基盤のネジどめができない!
✖︎ 基盤があると天板とボディのネジどめができない!
✖︎ USBポートが外側にあるのでアケコンUSBを内部で接続できない!
いや、そりゃ当たり前でしょう。
と思われる方は大勢いらっしゃるかもしれません。
思いついたことはすぐやりたい、行き当たりばったりの製作はいつもガバガバです。
とにかく冷静になって全てを解決する方法を考えた結果、ミニPC部分を土台の鉄板側に移すことでネジ関係を処理し、USBに関してはUSBポートを一つ潰してアケコンのUSBに直で接続するか、分解時のことも考えて延長ケーブルを直付けすることにします。
まずは連結したパテ部分を糸鋸(百均)で切断。
とにかく硬くて苦労しました。
鉄板と結合させるのであればもう少しエアフローを改善できそう。後半余力があれば検討。
とりあえずあちこち調整して、鉄板を嵌めた状態でミニPCを搭載したケースをスライドできるようにしました。
全く意味がないので本番は鉄板に固定します。
改めて見てもやっぱり薄いですね。
ラズパイ4と置き換えても全然行けそうなサイズですね。
すぐに固まるので少しずつ捏ねて貼り付けていきます。あとで削るという安直な考えでベコベコ。
削るのめちゃくちゃ大変です。
下のPCケース部分に蓋をする形に成形。
今回はサンドペーパーもDAISOの通常のやつと水研ぎできるものを使ってみました。
もう少したいらにしたのですが写真を撮っていませんでした。
塗装もDAISOの補修用黒スプレーを使用。
ぱっと見は分からない感じです。
なんかこの辺まできたら百均縛りで最後までやりたくなります。
USBポートをひとつ潰して内部でアケコンと接続できるようにしました。
半田部分はレジンで固めています。
ちなみに百均のUVレジンとUVライトを使用。
これでPCにアケコンを繋いだ状態と同じになりました。
あとは設定を弄るだけなので割愛。
TVに繋いで動作確認。
写真は設定しながらだったのでキーボードとマウス(これは百均ではなくg600)も使っています。
基本的にはACアダプターとHDMIケーブルのみで動作します。
これでパンドラボックス完成です。
(アケコンのみでWindowsを使う方法は過去記事参照)























