半年ぶり、2回目の診察の日がやって来た。

 

腕にコブ(腫瘍、多分脂肪腫) ができて、2回目の診察。

今日は、特に検査はなく、問診となった。

3月までの契約だから、それを過ぎて、9月に定年になる予定なので、

手術をするなら、可能なら定年後がいいと希望を言うと、

先生はカルテに書き込んでいらした。

MRIは酔い止めを飲んで検査をしてもいいのか、質問すると、

「いいですよ。じゃあ、それもカルテに書いておきましょう」

という答えだった。

 

時々、痛いことを伝え、

「痛いということは大きくなっているんでしょうねぇ?」と

聞くと、腫瘍が何らかの影響していると考えらええる、と言われてしまった。

目に見えて大きくなっている感じはしないけれど、何か大きくなったかな、

くらいの変化だけど、小さくなることはないと最初に言われた通りなんだろう。

 

「私は腫瘍の専門なので、今度は腕の専門家に診てもらいましょう」

と言うことで、3か月後に別の先生の予約をして診察は終了。

その場で、さっさと決めなければいけないのは、とても苦痛。

できるだけいい日(ほぼベスト)を選んだけれど、月がよくない。

後から、年度末で忙しいので2月にしてくださいと言えばよかったと思うが、

気がつくのが、ちょっと遅かった。

“悪くはなさそう”という見立てだけど、

いざ腫瘍を取ってみたら、悪性だということだってないわけじゃない。

だから、先生もその辺は「取ってみないとわからないが」という言い方になる。

こんなにのんびりしていて、本当にいいのだろうか、

という気もしないではない。

ドクターも急を要する時には、それなりに対処するんだろうから、

まあ信じていいのだろう。

 

会計のところで、前の人たちが6000円とか、8000円とか払っていたが、

私の会計は230円だった。

大学病院でも、こんな安い会計があるんだ、と思ったけど、

これは本当に安いのか、後から高くつくことになるのか、

よくわからない値段だと思った。