母の歯が取れてしまった。

 

何か歯茎のところが痛いと、すでに歯医者を予約していたのだが、

歯医者に行く日の朝、トーストを食べたら、歯が取れたという。

歯医者に行って、取れた歯の処置をして、帰って来たけれど、

母は状態がよくわかっていないようだ。

認知症ではないけど、二歩くらい手前か、一歩手前か、という感じ。

 

おまけに痛み止めにロキソニンをもらってきた。

「ロキソニンは飲めないと言ったけど、

『胃薬を飲めばいいでしょう』と言われた」

と言うではないか。認知機能は正しく作用している。

一度ロキソニンを処方されて、のんで30分くらいで、

嘔吐と下痢となってから、ロキソニンは飲んでいない。

どこの医療機関でも薬局でも、ロキソニンを避けて、痛み止めを

処方してくれるというのに、怒りと驚きで呆然である。

高齢者を舐めている。

 

本当なら歯医者を変えたいところだが、すぐにとなると

なかなか難しい。腕は悪くない歯医者だから(すごくいいかは、わからない)、

ある程度わかってくれているということもあり、できれば今の治療もして

もらいたい。

 

ということで、仕事を早退して、母の歯医者に付き添った。

差し歯を支えている、自分の歯の根元が折れていた。

半分はポロっと落ちる状態で、残り半分は残ったままだが、

残しておかない方がよい、と抜歯。

思ったより出血は少ないようだが、抜歯の様子をじっと見ていた。

 

時給2時間分を減らすか、半日有休を取るか、少々迷ったが、

時給を減らすことにした。

ここで母に付き添っておけば、今の心配な状態は解消される。

あるいは、もっと心配になるかもしれない。

また付き添うにしても、今の状態がわかったので、それで良い。

いろんなことが起こるものだ。