8月もいよいよおしまい。

長いのか、短いのかよくわからないまま過ぎてゆく。

 

スーパーの野菜売り場で、「大雨の影響で…」と

野菜が品薄になっているのを見ると、本当に大雨だったなあと思う。

何でもそうだけど、つくるのには時間がかかるけれど、

壊すのはあっという間である。

 

暑くて何も手につかず…

コロナを恐れて、カフェでゆっくり本も読めない。

最低限の滞留時間で、いいお客だと思う。

8月に読んだ本は

『アガサ・レーズンと完璧すぎる主婦』(M・C・ビートン 原書房) 

『専門医が教える新型コロナ感染症の本当の話』(忽那賢志 幻冬舎新書)

『チョンキンマンションのボスは知っている』(小川さやか 春秋社)

などなど。

 

新型コロナの本はデルタ株の出てくる前の本だが、十分である。

随分と冷静になれる。そして、つくづく手洗いが大事だとわかる。

アガサ・レーズンは、本当の友達なら、気が合うか、微妙だが、

小説の主人公としてはお気に入りである。

チョンキンマンションという魔窟(?)のような所で、いくら調査とはいえ、

文化人類学者というのは、すごいなぁと思う。

その前に既にタンザニアに行っているからこその流れだが、

長い年月をかけてすごいことだ。絶対に自分にはできないから、

憧れを持って、異文化の体験、会ったことのない人の話を読むことができる。

8月はもう少し、たくさん本を読めると思ったのだが、

まあ、あわてることもないだろう。