日台 イベ比較 | そんな感じ。 since March 28, 2005

そんな感じ。 since March 28, 2005

日常生活の中で、ふと感じたこと。

関心したこと。

その時の感性のおもむくままに気ままに書き留めています。

2008年06月28日(日)


中華イベはゆるくて、ある意味無謀で(笑)、ほ~んと楽しかったわぁ~。

日本のイベントが味も素っ気もなく感じられちゃう。


タレントさんに一万枚ものサインさせようなんて、私、本気とは思ってなかったもん。

サインの順番を待っている間も、途中でスタンプに切り替わるんじゃないかと思ってた。

玉木君の写真集やCD発売イベに行ったことがあるけど、未だにサインなんてもらったことないし。


でも、集まったファンの人数が2,000人というのは意外と少ないなぁ~と思いました。

去年、行った玉木くんのCD発売握手会の集客が主催者発表で6,000人だったけど、

会場のラゾーナの2階から眺めた人の輪は、今回とは比べ物にならないくらい大きかったよ。


台湾の人口は約2,300万人で、日本の約5分の1くらいだから、

やっぱりマーケットのスケールがまったく違うんだなぁ~と思いました。


それから、アルバムの値段も日本と比べたらとても安いので驚きでした。

ジェリーの初回限定版CDのお値段が約400元。

日本円で1,200円くらいで、写真集かと見まごうばかりの装丁ですよ。

ガイドさんに伺った台湾の大卒初任給は、日本円換算で8万~10万くらいらしいですが、

そこから物価換算しても、やっぱり台湾のCD価格は割安に思える。


対して、玉木君の初回限定版CDのお値段は、5,250円。

特典DVD付にしても、他の日本人アーよりも、かなり強気のお値段設定だとは思いますが。


ジェリーは一人8枚までサインをするという必死のイベントをやっていたけど、

玉木君は一枚売るだけで、ジェリーCD4枚分以上の売上を軽々とあげられるんだね。


しかも、ジェリーは7時間半、飲まず喰わず、トイレにも行かずで、

中華新聞の推計によれば、12,000枚のCDにサインして、約1,500万円の売り上げ。


玉木君の握手会は、CDに整理券を封入して、ファンの集合時間を2回に分け、

握手の時間も一人1.5秒、1時間で2,400人をこなすスピードで進行させていました。


→ 握手会 ~ラゾーナ川崎~②


仮に6,000人と握手したとしても、計算上は2時間半で終わらせられるスピードだ。

単価@5,250円で6,000枚売れたとしたら、約3,000万の売上(消費税は除外)。


効率いいよなぁ~。

勿論、日本のイベントは時間通り始まるし、段取りもいいし、安全対策もしっかりしている。

望遠レンズで玉木君の写真を撮られないように、係員は双眼鏡で会場を監視している。

肖像権保護対策もバッチリなんだけどさ、雰囲気、恐いわ。

集まる人数も多いから、進行をスムーズにする為に、スタッフの配備にも手抜かりが

ないんだけど、指示に厳然としたものがあって、これまた恐い。


勿論、玉木君は一人一人に笑顔で誠心誠意握手してくれて、それはとても嬉しかったけど、

効率一本やりの日本イベントにも、もうちょっと、ゆる~い雰囲気があってもいいよなぁ~。