こんにちは、でも、こんばんは、でもない時間

 

暇なので、PLAN75という映画を見終わっての

 

感想をダラダラ書いていきたいと思います。

 

前から見たいと思ってはいたのですが、

 

なかなか勇気と覚悟が出なくて見れないでいました。

 

様々な現実的な課題を考えさせられるドキュメンタリーのような映画でした。

 

簡単に言ってしまえば、近未来にPLAN75という制度が成立した社会の話です。

 

75歳以上になったら自分の人生を選択できるという制度です。

 

安楽死や尊厳死のような自分の死を選択できるという制度です。

 

少子高齢化社会の財源問題や介護問題、人口減少が原因なのですが

 

いろんな原因が数珠つなぎのようにつながってるようにも思います。

 

これはあくまで国家の制度としての話なので、多すぎる高齢者には

 

手厚いサポートをするので、生産性のない高齢者を減らす政策です。

 

オランダのように安楽死や尊厳死と言った死を選択できる国もあります。

 

俺も何度も死にたいと思ったことはありますし、

 

実際首も吊ったこともあります。絶望

 

でもこうやって、どうにか生きてるって感じです。

 

死にたいと思う動機って、2種類あると思っています。

 

ひとつは痛みや苦しみから逃げ出したいからという逃避型と

 

もう一つは、もういいかという希望を見いだせなくなった時の諦め型

 

10代の思い込みの強かった思春期に、いくら努力しても

 

思い通りにならなかった恋愛経験などで何度か死のうとしました。

 

今考えれば、バカだな~という笑い話になりますが

 

当時は、その環境、その世界がすべてで、ひとつの愛に固執して

 

俺は世界中から誰からも愛されてないと、必要とされてないと

 

勝手に思い込んで、生きてる意味がないと言いながら

 

ただ、死にたいと言って誰かにかまってほしかっただけのようにも思います。

 

世界中の人たちと出会ったわけでもないのにねてへぺろ

 

一つ目の、痛みや苦痛が続くのであれば、今の俺なら安楽死を選びたいです。

 

二つ目の動機は、やはり人間は社会的生き物だと痛感します。

 

動物は自死をしないと聞きます。

 

人間は、繋がりを感じなくなれば、孤独を感じるし

 

必要とされてないと感じれば、生きてる意味を見失う時もあります。

 

一つ目の痛みや苦しみの中でも、愛する家族、恋人、友達

 

仲間だったりに必要とされて死なないでと言われれば

 

頑張って病気を治そうとか、もっとあんなことがしたいとか

 

希望も生まれてくるので、生に執着すると思います。

 

この映画の主人公のように、仕事の解雇という社会の繋がりから

 

分断され家族の繋がりもなくし、唯一の仲のいい友人の孤独死を

 

目の当たりにして、居場所もなくなれば、誰だって考えると思います。

 

少子高齢化、核家族化で、独居老人が増え、孤独死や老後資金問題など

 

30年間のデフレもあいまって、非婚化、晩婚化も進み、人口減少

 

人口の多い僕ら第2ベビーブーマー世代が、バブルがはじけ

 

就職氷河期、派遣法の労働格差と賃金格差で、不安定な労働環境に

 

どうすることもできない人たちを、今も身近で見ている。

 

今現在も派遣会社で働いているので、今派遣されている現場では

 

ほぼほぼ、僕ら世代より上の世代たちばかり。

 

30代の正社員はほぼいない、現在は毎年のように高卒の若い世代が

 

入社してきてるが、その子たちは正社員なのでボーナスもあり

 

年収も僕らの2倍くらいと聞いている。

 

ほか働いているのはほぼ外国人労働者、特にベトナム人が多い

 

俺も若い頃ベトナムに行ったことがあるので、なんか懐かしい反面

 

ほぼ、ジジイとベトナム人ばかりなので当時のベトナムと錯覚するときがある。

 

ほとんどが請け負い業者と派遣、実際現場で働いてる人たちは

 

正社員と中抜き業者に搾取されどれだけもらっているのだろう。

 

まだ今の現場は、夜勤もないし、それほど厳しくもないが

 

以前働いていた工場などのように長時間の過酷な労働で

 

体調崩したり、働けなくなれば、若いとまだ働き口があるが

 

中年を超えると、次の働き口もなく容赦なく切られる。

 

この映画でも描写があったが、高齢になって住居を貸してくれるところがなくなって

 

高齢者になって生活保護を勧められ、真面目な人ほど、苦しんでいる気がする。

 

ま~おいらは親も実家もなくなったので、家を借りるのにも苦労したので

 

中古のボロマンション買ったので、まだマシだが、ほかの派遣の子で

 

県外から働きに来てる同年代の人たちで、車もなかったり、最寄りの駅もないので

 

みんなどうしてるのだろうと考える。

 

そんな現実を考えると、この映画のような人たちが

 

人口の一番多い時代が来ると考えると正直怖い。

 

まだ、せめて金さえあれば、話相手や、いろんなお店であれ

 

居場所は作れる気がするが、これで金がなければますます孤立する人が

 

ほとんどのような世界になれば、この映画の冒頭ような輩が出てきたり

 

法案が通るかもしれない。

 

今日もそうだが、まだ誰ともしゃべってない。

 

こんな俺のような人たちがどれだけいるのだろうと考えながら

 

朝目覚めて、布団の中から天井に手を伸ばし、指を動かしながら

 

生きてる実感を確かめる描写が出てきた時、一緒やん!!

 

エンディングの描写も、俺と一緒やん!!

 

そんなこの映画を見る前に、不適切にもほどがあるの最新話を

 

見ていたので、テンポと感情の高低差がエグイ笑い泣き

 

むっち先輩と順子ちゃん二人ともこの映画にも出演していたので

 

演技の幅も、テンションの高低差もエグイ笑い泣き

 

長々とダラダラ書いてきたが、今の派遣会社を辞めて

 

再就職を考えると厳しそうなので、せめて行動範囲が広がりそうな

 

駅前に引越を思案中てへぺろ

 

派遣会社の所長にお願いしても音信不通ガーン