昔話なんですがね、僕の
あ、タラレバです
小学校時代に犬を飼っていたんですよ
柴犬の様なタイプで、名前はペロと言いました
ペロペロ舐めるからペロ
安易(笑)
脱走癖があるやんちゃな犬でして、すぐ土煙りをあげて当時の実家の目の前の畑を走り抜けるんです
食いしん坊のペロは、ハムを掲げてデカイ声で名前を呼ぶとすぐ戻って来ました(笑)
引っ越しが決まり、次は借家になるとの事で、犬が飼えないので引き取り手を見つけて渡して来たと母が
家族が減った僕は悲しかったのですが、引っ越した先で友達に恵まれて幼い心の傷も癒えていきました
気がつけば10数年経って、街で似た犬を見つけました
嬉しくて家に帰って姉貴に
『今日はペロに似た犬を見たんだよ。まだ生きてるかな?』
寿命もあるから多分星になってるとわかりつつ話し出す僕
ふと姉貴が言った
『は?ペロは引っ越した時に保健所に連れていかれたんだよ』
大人になった僕は泣きましたとさ