大切なわんちゃんを想う方のお役に立てたらと思い、心膜炎治療記を残すことにしました。
アメリカンコッカースパニエル「たらお」6歳10ヶ月。
2023年12月18日
たらおの体を触ると熱くて、熱があるなという感じ。
病院で測ると39.5度。
肺のレントゲンは先週より白さは改善されていましたが念の為エコーで心臓と肺を確認する事に。
すると心臓を覆っている膜の隙間に心嚢水が溜まっていると。
さらには胸水も溜まっていました。
心嚢水は自然には吸収されず放置すれば心臓が止まる事もあります。
ここでは、これ以上は検査も処置もできないため、かかりつけの先生が、知り合いの心臓専門の先生に直接連絡をしてくれて、次の日の診察時間前に診てもらえる事になりました。
心嚢水が溜まる(心タンポナーゼ)原因の多くが心臓にできる腫瘍や血管肉腫。
もし血管肉腫であれば先が短い……目の前が真っ暗でした。
先々代の子を血管肉腫で突然亡くしているので、その時のことが走馬灯のように蘇りました。
家に帰って、心タンポナーゼをネットで調べれば調べるほど怖い情報しか目に入らず「一緒に年を越せないかもしれない」「クリスマスケーキ食べられないのかな」と悲観的になる一方でした。
たらおが一番辛いはずなのに、私の食欲は無くなるし眠れなくなるし……。
この日、たらおはご飯を半分も食べませんでした。
下の動画はこの日の様子。
おいていかれたくなくて、興奮してしまい咳が出ています。