もう二度と欠員を | 『たらの』の双極性障害の日常

『たらの』の双極性障害の日常

双極性障害(Ⅱ型)と生きる『たらの』の記録。

こんばんは(^^)
ご無沙汰しております。

不定期更新が続いておりますが、皆さん沢山のペタありがとうございます。
もう少し状態に余裕が出てきたら、返しに行かせて頂きますね(*^^*)!

今日はちょっと暗くなるかも知れませんが、私の旧友の話をさせて下さい。

***

私がまだ高校生だった頃、私は理系のクラスにいました。
理系クラスは男子が約20人、それに比べて女子はたったの数人。

でも、女子は人数が少ないせいあって、本当に仲の良い子ばかりでした。

それこそ大人になった今でも集まってごはんを食べるくらいに(ο^v^ο)


ただ、その席にたった一人、もう呼ぶことの出来ない子がいます。

呼びたくても、
もう、二度と会うことはできないのです。


忘れもしない、3年前ー…私達と高校時代を過ごした一人の女子は、自ら天国へと旅立ちました。


彼女は自らの命を絶つ前、酷く精神を病んでいたそうでした。

訃報を聞いた時、私は無念で、無念で、自分が情けなくて…泣きわめきました。

彼女を失った悲しみと、
精神を病んでいたのならば、同じような苦しみを知っているわたしが何か相談にのっていたら…
この最悪の結末を迎えずに済んだのではないか…とか。

悲しみとエゴでぐちゃぐちゃになりました。


それから幾年か経ったつい最近のこと。
久し振りに高校時代のクラスメンバーで集まることになりました。

その際、ふと彼女の名前が出てきたのですが、やはり会話の間が少し開いたような気がしました。

何年経とうとも、私達は今でも彼女の死を忘れるはずはないのです。


***

私は病気の症状で、自殺企図をしてしまいそうになります。

でも、そこで必ずと言っていいほど、この『彼女』のことを思い出します。

そして、私が自殺をしたとき、残された同級生がどう思うのかを考えます。


たぶん、いたたまれない…と思います。


彼女は大切な自分の命を自らの手で殺めました。
…それが何年経った今も私達の中で、ふとした瞬間に現れて、何とも言えない気持ちにさせるのです。

だから、私は自殺は考えても踏み止まります。

彼女達にこれ以上切ない思い出を作りたくないからです。