通院日 | 『たらの』の双極性障害の日常

『たらの』の双極性障害の日常

双極性障害(Ⅱ型)と生きる『たらの』の記録。

今日は通院日でした。

前回の診察の際に
『今は自分がどうして働けなくなったか考えてみては?』
と、いう課題を貰っていたので、今日はその事について話す形になりました。

一週間前、先生にその事を言われた際は、
『こんなに思考が回らない時に、考えろだなんて酷なことを言うんだ…』
と、強い不快感を抱いていたのですが、薬が効いてきて少し落ち着いてきたこともあり、その後自分なりに分析をしてみました。

(わたしの中でも一番逃げちゃならん問題ですからね!(^-^;)

分析は直前までの業務を思い出し、
[業務内容]、[勤務時間]、[人間関係]、[体調面]
の4方向から考えました。

結果的には、わたしにとっては業務内容がやはり一番問題だったのだろうな…という所に落ち着きました。

詳しくは書きませんが、わたしの休職前の業務は開発の最末端にありました。
毎日のように『これ2時間でデータあげて!』というような案件があり、更に人員の問題が重なり、その全てを他の仕事も勿論持ちながら一人で受け持たねばならない状態が数年間続いていました。

今考えれば常にプレッシャーがあり、容量は完全にキャパシティーを越えていました…( ;∀;)

ただ、この時わたし自身はそれを今回のうつ期を引き起こす原因になるものとは全く問題視していなかったのです。

むしろ、
『他の人はわたし以上の案件を抱えている。このくらいの仕事量が出来ないなんて、クソだ。こなせなければわたしに価値はない。』
と思っていました。

勝手に自分の仕事量を他人の仕事量と秤にかけ、挙げ句の果てには自分の体調を全く見ようとしてなかったんですね…。

なんと浅はかで、意固地だったかと思います。


先生は今日ここまでの内容を聞いて、
「まだ時間(休職明けまで)はあるから、この事についてはもう少し時間をかけて考えましょう。復職退職の決断はそれから。」
と言っていたので、もう少し掘り下げて考えてみることにします。

***

先生が何故そのような事を言ったのか、よくよく考えてみれば、今のわたしは
『今の会社を辞め、就職口もなく、働けなくなって収入がなくなってしまったらどうしたら良いのだろう…(以下省略)』
と、非常に貧困思考が強くなっていたので、先生は
「であれば、まずはその『原因と問題』を当事者に見つけさせる。」
という事を考えて、そのように伝えたのだと思います。

何だかんだで10年弱お世話になっている先生なので、ちょっとずつではありますが、先生の言わんとしていることが受け取れるようになってきました。

一緒に歩んで下さっているのですね。(^-^ゞ