先月、ウイリアム・レーネンさんに
「時間はあまり無い」というメッセージを
ライブでもらい、衝撃を受けて
ワークショップも参加した。


ワークショップ当日、レーネンさんの笑顔を見てホッとし、同時に体調も大変なのに真摯に向き合ってくれているレーネンさんの姿を見て真剣に考えた。

自分はどうしたらいいんだろう。

でもいくら考えてもわからない。
質問したくても何を聞きたいかさえわからない。

自信のないまま「でも話は聞いた」と
頼りない感覚の自分を慰めつつ
会場を出てNHK向かいにある大きな木に挨拶して
足の向くまま大阪城へ。
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この木は意識があって
誰も自分に気づかない事を
さみしく思っているそうです。
話しかけると喜ぶそうです。
それを聞いて涙が出ました。


すぐ近くの大阪城でsuperflyの
フリーのライブがあると聞き
行って、音楽を楽しみ、踊りました。

最後の曲の途中で会場をあとにしたのですが
駅に向かう途中
「だって明日は子どもの運動会あるから
早く帰らないと…」
と頭の中で言い訳が始まる。

違う。帰り混むのが嫌だから
最後までいなかったのが本音。

普通に自分に嘘ついてた。言い訳してた。
ガビーン。
たぶん、日常的にやってる気がする…

電車の中で、また、もんもんとしつつ最寄り駅に着く。

歩いて家に向かって歩いていたら
バス停の街路樹を植えている小さな敷地に
ゴミが散乱してるのに気づく。

やだな~何でこんなところにゴミ捨てるんだろう。

「拾えばいい」

ほんの一瞬の声。

その声をいつもの通り無視して
2メートルほど通り過ぎてから
レーネンさんのワークショップと
ライブの話の内容が勢いよく
走馬灯のように駆け巡りました。

これじゃない?

それでも躊躇する自分。

誰か見てるかも。
変に思われるかも。
素手で触るの汚い。
拾ったゴミ持って帰りたくない。

これじゃあ、今までと同じ。
何も変わってない。

勇気を出して踵を返し
紙パックのジュースのからを
落ちてるコンビニの袋に入れ
草むらに捨てられてるタバコの箱
ペットボトルなどを素早く詰める。

まだゴミはあったけど
「今はこれでいい!」
と決め足早に立ち去りました。

少し歩くとコンビニがあったので
ゴミを捨て、店内に入り
トイレで手を洗いました。

この日本の恵まれた環境に感謝。

そして完璧ではなかったけど
良くやったと自分を褒める。
誇らしい気持ちになる。

実は道や公園、浜辺に捨ててあるゴミを
拾う事が私は好き。
でもいろいろ言い訳して
ボランティア活動以外では拾っていなかった。

自分が好きなことで
やりたいと思ってたことでも
実際に行動するのは
簡単ではないと実感した。

でも腹を決めてやると決めたら
とてもシンプルで
やらなくてモヤモヤするより
ずっと心も体もスッキリ。

心とからだがピッタリ一致して
生きている実感がした。

ゴミ拾いに使った時間は5分ほど。

やってみたら「なんだ、こんなもんか」と
思う。


レーネンさんが何回も言っていた
「時間はもうない」
「行動する」
「自分を尊ぶ」
「考えないで感じる」
「自分にも周りにも正直になる」

せっかくメッセージをもらってたのに
さっそく自分に嘘ついて
頭で判断しようとして、人の目を気にして
やらない言い訳して…

でも、気づいたし、行動できた。
行動すると自信に繋がると実感した。


まだまだ、思いグセがあるけど
以前よりも向き合う覚悟になった。