佐野記念病院に用事があって行きました。
自動支払機があったり、中庭があったり
番号が表示される呼出表示器が設置されていたりと
近代的だな~とキョロキョロしてると
懐かしい感情が湧いてきました。
2年前の2009年、東京の板橋区にあるT大学病院に通院していました。
初めて行った時、病院の古さや動線の悪さに
病気の心配もぶっ飛びました
まずバス停から病院の中に入るのに建物の周囲をぐるっと廻らないと入れない
建物の中に入ると建て増しを繰り返したせいか複雑で迷う
人に聞かないとたどり着けない
そのため廊下に青、赤などカラーテープが貼りめぐらせてあって
各色をたどれば、清算窓口や採血等へ行ける
まるでヘンゼルとグレーテル
建物は古い学校っぽく、処置室は野戦病院のような雰囲気
空いてるベッドがないとのことで、部屋の隅にパーテーションで囲った
簡易ベッドで骨盤から検査用の骨髄採取することになりました
麻酔が効くまで暇なのでふと横の手洗い場を見ると
使用済み尿瓶が所狭しとハイターに浸けられてて
ハイター臭の中「向きが反対なら景色がマシだったかもね・・・」と
お尻をだしたまま思ったものです
何回か行くうちに慣れて、近道や最短動線を見つけては
迷路のような病院を探検して楽しんでいました。
その年のGWに新しく18階建ての新棟になり
一気に近代的な病院に変身
1階にコンビニやフードコートができ
呼出表示器が設置されと~ってもキレイになったのですが
せっかく慣れ親しんだ迷路のような病棟を思うと少し寂しい気持ちもありました。
新しい2階の待合エリアは全面ガラス張り
石神井川の桜並木が目の前にあり
春は桜が美しく、待っている間あきずに見惚れていました。
病院を懐かしいと思うなんてどーよとつっこみつつ
そんなことを思い出した日でした。