としまや




憂鬱…

あの日…
あの悪夢から…
封印された心…
可能性…
俺は取り戻したい…
どうか…
未来へ解き放して…

こんな… 毎日…
君の事… 今でも…
自然に思い出してしまうよ…

特に…
今日みたいな休みの日で…
お互いの時間が合う日は…
色々と思い出すよ…

朝は君がそろそろ我が家へ…
ドタバタとやって来る…
時間だなとか… 思ったりさ…

俺は1日が過ぎるのが早いから…
遊びに行くところを決めるのにさ…
君は行き当たりバッタリを好むから…
俺は… ついつい… 早く早く…
どこへ行くと…?
君を煽ってしまいながら…
目的地を考えていたね…;

前なら…
朝食の代わりに…
ドリンクとおやつを買ったりさ…
昼の食事は今頃どこで…
しているのかなとか… 想像したり…

前なら…
晩食はなんのテレビ番組を観ながら…
なにを食べているのかなとか…
深夜が近付くと…

君がそろそろ自宅へ帰る時間帯だから…
いつもこの時が近付くたびに…
寂しかったなとか…

分かれ際では君が手を振り…
俺はまた君といつ会えるのかなとかさ…

色んな場面を… 色々と…
今では心で感じているんだよ…

君が安全運転で無事に帰れるよう…
いつも祈っていたんだ…

そうやってなんとなく…
イライラする時や…
今日みたく憂鬱な日も在るけれどさ…
静かに1日が過ぎて行くんだ…

俺が君を…
1番心配していたかもしれないのに…
君は自分のペットが亡くなった時は…
かなり落ち込んで1週間くらい連絡も…
まともに取れなかったけれどさ…
今回も… また… そんな風に…
俺の事なんて… 思い出しても…
くれやしないのかな…;

俺の存在とはなんだったのだろう…♭

思い出は限られたものだから…
日記を書く時…
書き終えてしまう事の… 切なさと…
その時自分はどうなってしまうのか…
色んな不安が横切るよ…

つい…
気が付くと… 無意識で…
引き伸ばしているけれど…
でも…
どう引き伸ばして行っても…
俺達2人の思い出は…
限られ… 先がないんだ…

この思い出は同時に…
俺の前進する心を一瞬で…
止めてしまった…

書き終わらす事が…
悲しくて… 悲しくて…
辛い日々…

前みたく… なにか応えてくれよ…

俺は…
君のために…
なにが出来るのだろう…
なんだかんだと言ったって…
君は俺を救ってくれた人…
そして… 俺を殺した… 本人…

だから…
今の俺は…
生きた屍だけれど…
でもさ…
短気で不器用な君が…
本当に… 心配なんだよ…

たとえ君の傍にいれなくても…
俺は邪魔などしないから…
頼むよ…
今までして来たような…
別れを繰り返さないで…
もう誰1人…
傷を付けないで欲しい…
棄てられると人生が壊れてしまうほど…
休みなしで悩み続けて…
本当に苦しいんだよ…

なんて色々と… 考えてさ…
こんなに… 己が落ちぶれて…
しまっているのにも拘わらず…
今でも… 勝手に…
図々しいくも君を思い…
心配して… 色々と考えてしまう…

そして我に帰ると…
心に引っかかったままの…
最後のメールの意味が…
なんで最後に…
あんな酷い仕打ちを…
受けなければならなかったのか…

沢山… 君のために…
2人の未来のために…
俺は頑張って来たはずなのに…
答えが出ないまま…
なにもかも… なくなってしまった…

それは… 今の俺には…
生きて行く中で… 重た過ぎるよ…

だけど…
君の最後の言葉は…
どんな積もりだったのか…
分からないけれど…
その理由がどうで有れ…
交際した時間が長ければ永いほど…
言ってはならない言葉って在るよ…

そして… その後の行動だって…

人として… 人間として…
たとえ法律が許しても…
社会的には決して許される…
事ではないんだ…
大人ならどんな契約でも…
秩序は有るはずだしさ…
また順序を間違えれば…
大事にも繋がる訳なんだよ…

俺は事件を起こす気もなかったし…
今まで付き合って来て…
少なくとも君より酷い事を…
君にした事はないよ…
それなのに君は…

最後にただ大人として話をしたかった…

本当に君を信じて信頼していたから…
色んな意味で涙が止まらなかった…
今でも時々…
情けないほど涙が零れてしまうんだ…

俺は怨んでしまいそうな心を…
常に… 独り殺して…
これからも生きて行かなければ…

俺は人で在りたいから…

言葉とは… 使い方次第で…
相手の人生をも…
狂わせてしまうほど…
恐ろしいものなんだね…

神様… お願いだよ…
頼むから… 救って欲しい…

楽にして欲しいよ…

最悪な日から…
もう少しで1年経ってしまうんだ…
早すぎるよ…

普通に家族がいて…
我がままが当たり前に言える人は…
世の中に沢山いるとは思うけれど…
俺は良い歳を越えているのに…
そんな人達を羨ましく思えるよ…

今の俺なら… もしも…
家族や家庭が有るとしたならば…
もう勝手な事は言わないしさ…
当たり前に… 信用して…
しっかり前を向いて…
話が出来るだけで… 充分だよ…
後は皆が少しでも…
長生きしてもらえるように…
年齢に合わせて…
体に良い食べ物を進めたり…
ストレスを与えずに努めるよ…

でも… 俺の前では…
この全ての存在すら許されず…
夢物語で終わってしまう話…
現実は… 今ここで…
夢も希望も枯れ果てて…
もがき苦しみ続けているだけの自分…


或る日…

スポットのアルバイト…
仕事先で… しっかり身の詰まった…
海老フライ入りの豪華な…
弁当が出されてね…
その事を君に話して伝えたら…
「としまや弁当」じゃないのと…?
言葉が帰って来たんだ…

袖ケ浦市本社
株式会社「としまや商事」

事業内容
主に千葉県で
飲料水や雑誌にタバコ
持ち帰り弁当などを販売する
チェーン店事業を運営している企業

他 旅館業 損害保険業

俺は思い出したんだ…!

俺達2人が付き合い始めた頃…
千葉県には…
「としまや」と言う…
弁当屋が沢山在ると…
君から聞いていた事を…

俺達2人が出かけるたびに…
いつも「としまや」を…
見かけていたね…
その反面…
良く「としまや」らしき造りで…
店が閉店した後の…
空き家もあちらこちらで…
結構と見かけたものだよね…

昔は千葉県のどこへ行っても…
「としまや」が在ったような事を…
以前… 君は話をしていたからね…
潰れた店を見る事が多いのなら…
やっぱり… 今の世の中…
景気が良いとは…
言えないのかもね…♭

後で…
「としまや」には…
2人で弁当を買いに行って…
一緒に食べてみようねと…

俺は…

君に伝えていたんだ…