おはようございます。
続きです。
義祖母「全部の通帳見たの?」
義父「見るよって話したでしょ。あれだとギリギリだよ。」
義祖母「そんなことないでしょ。」
義父「思ったより少なくて、正直驚いたよ。」
義祖母「やめてちょうだい!ななこさんの前で恥ずかしい!」
義父「でも売れるものたくさんあるだろ?この機会に整理したら良いんじゃないかな。」
義祖母「売ってお金にしなさいってこと?そんなに困ってませんよ!失礼ね!」
義父「お金にするだけが目的じゃないよ。もう使わないものなら整理したらって思っただけ。お父さんのものだって残したままでしょ。」
義祖母「お父さんのものは全部大切なものなの。あれがないと、思い出せなくなっちゃう。」
義父「大切なものは残していいけど、必要ないものはお金に変えた方がお母さんにとってもいいでしょ?」
義祖母「必要のないものなんてないの。この歳になるまで大切にしてきたものなんですから。全部思い出があるの。」
義父「まぁ、分かるけど…それは、施設入るタイミングで考えればいいか。じゃあ、まとめると、今月までは今まで通りで、来月からは全部お手伝いさんってことでいいかな?お母さんのタンス預金がなくなるまでね!ななこさんもそれで大丈夫ですか?」
私「はい。」
義祖母「〇〇(義母)さんとななこさんは全然来なくなるってこと?それは嫌よ。」
義父「お母さん?そういう話だったでしょ。」
義祖母「絶対に嫌です!」
何も譲る気はない、という沈黙でした。
義父「もうだめだ。話にならない。お母さんとななこさんからも話してみて。」
義祖母はまっすぐこちらを見たまま、
一歩も引かない顔をしていました。

