人生の方向を決めたからなのか
ここ三ヶ月の間に
モノがバンバン壊れていくのです。

過去に必要だったものほど!


引越準備のために、色んなものを
整理しつつある中で
手放すもの、手放せないもの
あ!こんなモノがあったのか!というもの
何でこんなモノを取っておいたのか?と
自分にツッコみたくなるモノ……。

稀に、目にした途端に
想い出に襲われ
作業の手が止まることがあるのですが……。
 
ご存知の方もおられると思いますが
私は何でも白黒つけたがる
極端な性格で
且つ、終わった過去は
反省し、気持ちに整理をつけたら
全く振り返ることのない人間です。

でも……
本当に大切な相手だと思った人からの
何かしらだったり
その相手自体であったりすると
長いこと心を囚われてしまうのです。

何十年という単位で。

ここ最近の荷物の仕訳の中で
20年前に書いた手紙が出てきました。

書いた相手に渡せなかった手紙。

迷った挙げ句
庭で燃やしました。

ようやく燃やせた……という方が
正しいかもしれません。

便せんを舐めるように
メラメラと広がる炎を
寒空の下
ぼんやりと灰になるまで見つめていました。

あぁ、終わったなぁ。
20年前のその人への気持ち。
心の片隅にほんのり残っていた
熾火のような気持ちも
ようやく消すことが出来たようです。
 
滅多に気持ちが動かないからなのか……

忘れられない相手のことで
心を囚われているのは
執着以外の何者でもないことは
頭では解っているのです。

でも、どこかその囚われ感に
幸せを感じてしまう。

逢えなくても
話せなくても
忘れられていても
そんなことは全く関係なく。

心の中だけで
そっと生き続ける人に感謝。