古藤千鶴選手と原桂子さん | 医療とバレーボールとアメリカ留学記

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2016年5月9日からアメリカオハイオ州のオハイオ州立大学に留学することとなりました。日本では埼玉の大学病院でリウマチ膠原病内科医をしていました。冨永こよみ選手を中心に上尾メディックスを応援しております。これからは基本的には留学中の日記が主となります。

昨日の記事にも書いたように、現在私はまさに多忙を極めておりますし、家にも帰ることがほとんど出来ませんので、ワールドカップバレーを観ることが出来ません。

ただ、バレーファンとしてブログを書いている以上、全く触れないのも失礼かと自覚しております。

観ていないため、何一つ書くことが出来ないし注目も出来ないというのが本当の所であるが、そんな中、たった一つだけ私が注目している人がいます。

それは、古藤千鶴選手です。

古藤選手については、少なくともVリーグを多少たりとも触れたことがあるファンであれば知らない人はいないはずです。

いわずとしれた久光製薬スプリングスの正セッターです。

古藤選手は現在32歳。

古藤選手こそ、まさに地道な努力と試練に打ち勝ち這い上がってきた選手なのです。

もともと古藤選手はチャレンジリーグであるPFUブルーキャッツに2001年から2009年までの9年間所属しておりました。

2006年から主将を務め、2008/09チャレンジリーグで優勝に貢献し最優秀選手に選ばれ、その活躍を評価されてのことと思いますが、その翌年に久光製薬スプリングスに移籍した訳です。

そして、ご存じのように、中田久美監督が就任してから、リーグ2連覇を成し遂げ、昨シーズンこそファイナルで敗れましたが、常勝軍団の正セッターとして、非常に強いプレッシャーと中田監督からの厳しい指導の下、見事にここまでの実績を上げてきた訳です。

これぞまさに大器晩成。

全日本に選出されたのも30歳を超えてからであり、今後もさらに階段を登っていくことと思います。


ところで、何でここで古藤選手に注目したかというと、もちろん、努力して上に這い上がってきたからというのであるのですが、最も特筆すべきことはこれから書くことです。


古藤選手が飛躍したターニングポイント。

これについてはもちろん本人に聞かないと分かりませんし、いくつかあると思いますが、間違いなくターニングポイントとなった所があります。

おそらく多くの方は中田監督が久光の監督に就任したからと答えると思いますし、自身でもこちらで語ってますので、かなり昔に私もそのことについて記事に書いたこともありましたように、それはもちろん間違いないと思います。

しかし、もう一つ忘れてはならないポイントがあります。

それは久光に移籍した時。

当時は東レが今の久光の如く常勝軍団であったとはいえ、久光も常に優勝争いに入る日本屈指の名門チームです。

9年という長い年月をチャレンジリーグの世界で世界で生きてきた訳ですから、当然本人も期待と同時に不安もあったに違いないです。

ここからは私の勝手な想像(妄想?)で書きますのでご了解下さい。

その移籍した2009年、実はある偉大な選手が久光に復帰したのです。

それは、皆さんよくご存じ、現在上尾メディックスの特任コーチを務める原桂子さんです!

偉大な先輩がそこにいたことは、古藤選手にとって本当に大きかったのではないかと思います。

久光に復帰後、古藤選手は間違いなく原さんの背中を見て育ち、そして原さんが去った後は久光の正セッター、そして現在は全日本のセッターとして堂々と戦っているようです。

原さんが古藤選手の飛躍を後押しし、古藤選手にとっては非常に大きなターニングポイントであったと思っています。

もちろん、古藤選手自身、きっともの凄い努力家だと思います。

それがここまで這い上がった最大の要因であることは間違いありません。

ただ、その過程で色んな人の影響を受けてきたものと思います。

私はここに原さんが関わり、そして原さんが心からかわいがっていたと信じている古藤選手が今まさに輝いている、ということをどうしても書きたかったものですから!

そして今、原さんは上尾メディックスの選手達にとって技術的な面はもちろん、非常に大きな精神的支柱となっています。

だから私は冨永選手が上尾メディックスに来てくれたことが嬉しかったのです。

土田選手は上尾メディックスの正セッターとしてチームをプレミアリーグに昇格させ、全日本にも選ばれました。

冨永選手のことはまだまだ発展途上だと原さんは私に教えていただきました。

これはつまりまだ伸び代があるということを意味します。

これを聞いて、私はこれからも冨永選手は原さんについて行けば、絶対に原さんの背中を追ってきた古藤選手や土田選手のように這い上がることが出来ると確信しております。


さて、ということで、私は観戦出来ませんが、このワールドカップは是非そんな古藤選手に注目して下さい。

同時に、改めて原さんの偉大さを実感させられた次第です。



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