串を刺して馬を茄子
(くしをさしてうまをなす)



ナスで足が遅くずんぐりとした牛を、キュウリで足が速くすらっとした馬を形作って飾る、お盆の慣習「精霊牛」と「精霊馬」。
それをあべこべにした「茄子の馬」は足が遅く太った馬の代名詞となってしまいました。



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元となったことわざ
→「鹿を指して馬と為す
    (しかをさしてうまとなす)」

《「史記」秦始皇本紀にある、秦の趙高(ちょうこう)が、自分の権勢を試そうとして、鹿を馬であるといつわって皇帝に献上した故事から》人を威圧して、まちがいを押し通すことのたとえ。また、人をだましておとしいれることのたとえ。

ーデジタル大辞泉より