PPPD(持続性知覚性姿勢誘発めまい)
これは端的に言うと不安症状によりめまいのふらつきが来るという定義だそうだ。


内耳由来のメニエール症の場合内リンパ水腫により急性期に激しいめまいがおきる。
その後は症状は落ち着くが、人によって浮動性のめまいが治まらない人がいる。

私も経験した。
後遺症のようにダラダラと…。

これが耳鼻科では抑うつによるもの⇒"心因性のめまい"と診断されて抗うつ薬が処方される。
因みに先ほど紹介したPPPDも治療法は抗うつ薬である。


しかし待ってほしい。

私の経験だがメニエール症⇒事後症状が続く。
事後症状はあってもずっと続くわけではない。
しばらくその状態を我慢してほしい。この事後症状は改善したりぶり返したりするが
そうするうちにだんだん良くなってくるのである。
その期間は2~3年ほどである。
結構時間がかかるのである。
医師はここを認識していない。
医師は3カ月以上という目安を使って拙速に薬物治療に移行しようとする。
抗うつ薬は副作用が多い。例えばジェイゾロフトの場合以下のサイト参照。

 

 

上記の心療内科のページではジェイゾロフトの副作用に関しての詳しい記載がある。この内容を軽視してはならない。こうした案内はすべてのクリニックで案内されているかというとそうではない。

この希な副作用が起こったために苦しんでいる人たちが結構いるのだ。

 

一部抜粋する

希な副作用について

  • 遅発性ジスキネジアが起こる事があります 。
  • ジストニアが起こる事があります。
  • 薬剤性パーキンソニズムが起こる事があります 。

 

私はかかりつけの耳鼻科でこれを案内されたが断った。

患者にとってベネフィットにはならない。


めまいの事後症状が続くときには数年は待つ必要がある。
でもいずれ治る。脳は賢く左右のバランスや平衡感覚を小脳できちんと補おうとするんです。
結構時間がかかることを知ってほしい。


因みに内耳の失われた平衡感覚は脳で補うのでその情報は視覚情報に依存する。
なので小脳で平衡感覚が補われて改善したとしても暗い部屋、暗闇で視覚情報が遮られるとふらつきの強度は増します。
悪しからず。