2003年4月高校に入学し学校生活、水泳部での仲間と部活、週2回のリハビリ···そして障害者水泳の東京ラッコというチームへ所属。


じっとしていると死んでしまう回游魚のように毎日忙しそうにしています。基本体を酷使するのが大好きな運動バカですから(笑)


本当に失礼なことですが···東京ラッコに所属して初めて障害者水泳の事を知り、多くの方々が競技として水泳を捉え日々練習をされていることを知りました。


長男も倒れる前、当たり前のように大会に向けバリバリに練習をしていたので、障害者水泳大会が年に数回あることを教えてもらい物凄く嬉しそうでした。いつかは自分も出られたらなぁと思ったようです。


個人でいたら情報を見つけるのも大変ですが、チームに所属させてもらえたことで、先輩方に障害者の世界のことを教えてもらったり、障害なんて関係ないほどの明るさでワイワイワイワイ楽しそうです。


毎週土曜日にチームの練習を続けて2004年になると先輩から

「○○君、まずは都大会に出てみたら?」
と言われました。この都大会に出て1位を取ったりタイムを叩き出すとその年の全国障害者スポーツ大会東京都代表に選ばれるのです。


「全国障害者スポーツ大会」と言うのは、健常者で言う「国民体育大会」→「国体」です。現在も国体のあとに開催されています。


長男もこんな早くに試合に出られるとは思ってもいませんでした。どんな結果になってもいい!試合に出たいという思いの方が強く~練習場所のスポーツセンターの受付に鼻息荒く申込みに(笑)丁寧に書き方を教わりながら記入し初めての障害者水泳大会にエントリーしました。


が、なんてことでしょう(笑)
長男が出ることになった都大会の開催日~
我が家の引っ越しの日だったんです!
もう夫婦で慌てた慌てた(笑)


実は住んでいた団地が駅から見るととてつもなく高台にあり、スイミングや地元のスポーツセンターへ行くために急坂を行ったり来たり。長男からどうにかならないかと呟かれ~清水の舞台からダイブ!小さな建て売りを···


まさか大会と引っ越しの日が重なるとは~
もうこうなったら~
「父さん!○○の大会に同伴よろしく」

「俺が?」

「引っ越しの人と1日ドタバタするのと○○と電車に乗って大会に行くのどっちがいい?」

「大会に行ってくる」

だよね(笑)そうですよね(笑)
夫婦分散し乗り越えるしかない。初めての大会、初めて行く場所、何がなんだかわからない旦那と長男~

さてさて初めての長男の大会デビュー
どうなりますやら(笑)

ではでは次回まで~失礼します!