高校生活も無事スタート。
朝バスに乗り電車1駅そして歩いて高校へ。
それでも私としては無事に着いているのか毎日ドキドキでした。初めてのお使い状態で家に帰宅するまでハラハラドキドキ(笑)


本人はスムーズにクラスにも馴染めて来ているようで楽しそうです。ただ放課後みんなが部活探しや仮入部をしているなか自分だけリハビリへ行かなければならないのがちょっと辛かったようです。


まぁ基本、体を動かしていないとムズムズしてくる長男。今まではリハビリが部活みたいなものでしたが~何を思ったのか···


「部活に入ろう!」


恐ろしいことを考えています。でも前向きな気持ちに拍手を送りたいとは思いましたが···


何が出来るのか?何をしたいのか?体が動かないから文化系?運動系で何かできないか?


相当悩んだようです。文化系っていっても茶道はもちろん無理、美術部なんてもーーーっと無理、吹奏楽は基本的に音符読めないし(笑)生物部~虫が飛んできたら背筋も凍っちゃうからダメ。


だからと言って~バスケ部···一応見学に入ったけど無理だし、体育科の先生に言われた陸上部~ここは最終兵器に取って置くとして(笑)


何が出来るんだろうなぁ~放課後フラフラと部活巡りをしいて目についたのが『水泳部』んッ?水泳部があるんだ!とは言え誰もいないんですけど?水泳部存続してるの?とボーッとしていたら後ろから···

「もしかして入部?入部しようと思ってるの?」

と声をかけて来る人が。

「あっいえあの···」

「いやー嬉しいなぁ!入ろうよ!」

声をかけて来てくれたのが水泳部の部長さんだったのです。とても人数が少なく廃部が目の前に迫っている状況のようで部長のブッシュブッシュ猛ブッシュ!(笑)


長男は勇気をふるって自分の障害のことを部長さんに話してみました。

「だってスイミングで泳いでるんだろ?入ろうよ!入ろう!いけるいける!」

全く障害のことを気にもせず···たぶんまずは部員数を確保したい部長の気持ちが前に出ちゃってたのかもしれません(笑)


でもその部長さんの一言で長男の進む道が切り開かれようとしているのを誰も知るよしもありません


部長さんの意気込み、気合いに押しきられ長男は水泳部に入部することになりました。そこで出会うことになる仲間たちが今後の長男の背中を押してくれることになるようです。


さてさて高校生活、部活に飛び込んでいった長男はどうなりますやら(笑)
では次回まで~失礼します