LA式ボイストレーニング講師の牧野美佐です。
昨日東京から帰って来ました。
今回ボイトレレッスンを担当したnona*ちゃんとカフェで。
(レッスン中の写真をすっかり撮り忘れる...)
nona*ちゃんとは、
昨年、レッスン生のriecoちゃんのアルバム「so right」のレコーディングの時にコーラスで参加されていたので、その時からのご縁です。
今回レッスンを担当させて頂いて感じたのは、
「とても丁寧に声を出す人」だな~と(^_^)
昨年のアルバム制作の時も彼女の歌い方を聴いて思っていた事ですが、
今回、レッスンの中でより強く感じました。
「丁寧に声を出す」
って、
当たり前のようかもしれませんが、
歌うってツイツイ
「自分の感情が先走ってしまう」
人が多いので
発声も乱雑になりがちなのです。
ちなみに、歌を歌う時に実際に感情を込めて歌うって、
私は必要ないと思っています。
発声と歌唱のテクニックが備わっていれば表現できるので。
例えば、
「悲しい歌」を悲しい気持ちになって歌う。
という、その「気持ち」は、むしろ邪魔になることもあります。
ようは、その歌を聴いて下さる方に
「悲しさ」を感じてもらえる事が最重要で、
歌う人は至って冷静に
「発声のコントロールで感情表現できるようにする」
ことが大切なんじゃないかな。
っと、話は横道にそれましたが・・・。
パーカッショニストでもある彼女は
発声のコツをつかむのがとても早く、
レッスンではまるで『楽器を扱うかの如く』でした(^_^)
今nona*ちゃんは、miwaちゃんのコーラスとして
4枚目のアルバム"ONENESS"の全国ホールツアーの真っ最中。
コーラスは、
メインボーカルとはまた違った難しさがあり、
高い技術を必要とします。
nona*ちゃんはいつも、
『ボーカルのニュアンスに寄り添えるように』
と心がけているそうで、
彼女の丁寧さはこの精神からなのだなぁと納得。
今回の東京でのレッスンも、
nona*ちゃんをはじめ、
たくさんの才能あふれるアーティストの方達と、
充実した時間を過ごすことができました。
全員このブログでご紹介したいところですが、
また次の機会に改めて・・・。