基本はどこにあるか?
TAPに夢中になる人の中には、夢中になりすぎて周りが見えなくなっている人も少なくない。
私の友人にも、夢中になり過ぎて奥さんほったらかして離婚した人とか、会社辞めちゃう人とかいました。
もちろんそれは個人の様々な想いからくる変化なので私にそれをジャッジする資格はないよね。
・・・が、しかーし!
何事もバランスは大事ですよね!!
TAPをすることで自己開示していくのは素晴らしいけど、明らかに傲慢になっている人も沢山いる。
TAP以外でも同じだが、ここはTAPブログなのでTAPに焦点を当てて書いている。
超当たり前の事ではありますが、基本がどこにあるかをつねに意識していなければ、自分軸がブレる。
難しいステップができるようになったら、その後必ず基本に戻ることをする。
基本とは、それぞれのスタジオにより概念は違うかも知れないが、基本を設定していないスタジオなどないはずだ。
基本がどこにあるかを、忘れてはならないと強く言いたい。
技術の面でも、気持ちの面でも。
知らないうちに誰かを傷付けていないか。挑戦するあまり、社会との調和が乱れて孤立していないか。
あえて孤立し社会から離れて、それを個性と呼ぶこともできるかもしれない。しかし、もし世の中に認められたいと考えるなら、社会との調和は絶対必要になる。
TAPを理由に面倒なものから逃げないで欲しい。
ダンスは常に生きる希望になるけど、一方で逃げ道にもなってしまう。
基本を忘れて技術ばかり磨いても、間違いなく待っているのは孤独と葛藤だ。
基本、忘れないでくださいませ。
スピードやテクニックの先にある、自分との調和、社会との調和こそが人を惹きつける。
スピードなんて、やってりゃいつかはモノになる。
でも心は、基本を失いやすいから。だから意識することが必要なんです。