子育て日記1の3
2015年8月
今年の3月、専門学校を卒業した息子は、福岡市内に家を借り、4月には仕事に就いた
会社は家から歩いても15分ぐらいの近い所らしい。
職種は、グラフィックデザイナーだという。
施設で過ごしている義父のところで夏祭りが行われるというので、
義母と私たち夫婦で行くことにした。
夫の実家に行くと、
息子の賃貸マンションの保証人になってくれている夫の妹がいて、こう言った。
「仕事始めてどのぐらい経つ?」。
私が「まだ5カ月目よ」と応えると、
「ほう、よう(よく)続くねえ」と彼女は言った。
私はとても驚いたが、彼女の話によると、
今の若い子は、仕事に就いた最初の日でも、仕事の途中で、
「ちょっと家に帰ってきます」と言ったなり、仕事には戻ってこないのだという。
そのときはびっくりしたが、妹は看護師、
看護や介護の世界では特にそうなのかもしれないと、これを書きながら思ったりしている。
2025年3月8日
今日は息子の結婚式。
小さいとき、よく泣いていた彼が結婚する!
親としてはほっとするやら、本人でもないのにちょっとばかり緊張するやらの1日だった。
披露宴のテーブルに、彼からの感謝の手紙が置いてあった。
もちろん私の読める文字ではないので、読んでもらったら驚いた。
「美味しいご飯をありがとう」とか、
「お弁当をありがとう」などの言葉が、心を打った。
私は、料理は得意ではない。
ただ、お弁当については、お小遣いをあげられなかった貧乏家庭。
腹が減ってはかわいそうだ、とにかく食べさせねば!
という、強い思いで作り続けたことは確かだ。
小学校に上がったころ、よく言っていた。
「1分経ったら腹が減る」。
テレビ番組「おかあさんといっしょ」の中で歌われていた、
「牛の胃袋の歌」(本当の題名は分かりません)を、よく歌っていた。
「…1個目が膨れりゃ、2個目が腹減る。
4個目が膨れりゃ、1個目が腹減る…」。
ふと、この豊かな食の時代にあって、
子供の頃、食べたかったものも食べさせてあげられなかったのではと、思ったりもしたが、
そんな彼が家庭を持ち、子供を授かったら父親になる!
一言では言えない、感動の思いを持った日となった。
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