おはようございます。
きょうも良い天気![]()
ただいま断捨離まっさい中のおけいさんですが、
昨日はちょっと息抜きに、
カメラマンのおじさんのスタジオに行ってきました。
そのスタジオは、本当に殺風景なんだけれども、
妙に落ち着く雰囲気があって、
長居しないでおこう!と決心していっても
結局2時間はフツウ(笑)
フォトグラファー 新田真啓さん。
たぶん70歳以上。
ほんとうに奥のふか~い方です。
「新田さ~ん」
と呼んでしまっていますが、
元は、東京でファッション雑誌や俳優のプロフィール写真を
撮っていらして、
あの往年の大女優 沢村貞子さんが、
「新田さんのカメラの前に立つと、ついつい
ホントの自分が出ちゃうわ~」
とおっしゃっていたとか…
あっ、沢村貞子さん知らない?
そうですよね~(-_-;)
「仮面をはずそうとしないきれいな女性なんて
おもしろくない!」
と自然の中にひっこして20年。
この地域が繊維業で栄えていた頃の工場を
借りてスタジオにして、
七五三や卒業式あとの記念写真、結婚式の写真、
そして遺影の写真を撮ってくださっているのです。
無造作に飾ってあるそれぞれの写真、
味わいがあって、単なる記念写真でない、
そこにドラマが感じられます。
いつも奥さんの顔も見る気にもなれないほど疲れていた
パパが、子ともとママといちおう着飾ってスタジオに記念写真を
撮りにきたけれども、新田さんに、
「お父さん、上半身はだかになって」と言われ…
そこには、働いている筋肉質のからだが、
子供をしっかりと右腕で抱きかかえている写真がありました。
そして、パパの表情には、
「俺は家族を守っているんだ」
という誇りが…
長々とこのフォトグラファーの話をするのは、
「俺ってさあ、これしかできないからさ~」
っておっしゃるけれども、
何かをつかんだ人は、肩の力が抜けているんだなあ
ってことを言いたいのと、
新田氏という人、
カメラというモノを通して、セラピストがぶっとぶほどの
癒しをもたらしてくれている人
って気づいたからなの。
「ただもう実直にカメラの向こうにいるその人の
内面と向き合ってきただけだよ~」
って、ねっ、かっこいいでしょ?
カメラの前に立ってドキドキしている人に、
ふたつかみっつ質問するだけ。
すると、さっきまでドキドキしていた自分の中の
何かが割れて、
「見て見て、これが私よ」
っていう気持ちがムクムクと湧いてくるの。
あの瞬間は本当に不思議だった…
…って何を隠そう、私のFBのフェースブックの
プロフィール写真は、新田カメラマンに撮って
いただいたもので~す。
緊張を解くことのできるエナジータッピングも
ここではまったく必要がありません。
そして、おしゃべりの最後に彼が私に言う言葉はいつも同じ。
長いですけど、ここに記しますね。
金平糖さ、あるだろ?周りごつごつあるだろ?
そのごつごつをさ、取ろうと人間がんばったりするだろ?
するとさ、丸くはなるけど、小さくなるだろ?
でもごつごつはそのままにして、その隙間にさ、
いろいろ詰め込んで、誰かの意見を取り入れて、
何かの感動も詰め込んで、
何でもいいんだよ、面白そうなことをさ、
どんどん詰め込んでさ、ばかみたいにそればっかり
やったりしてさ、そしたら、やっぱり丸くなってくるよな。
でもその丸くなったヤツは、ごつごつを取った丸より
でかいだろ?
なっ、そのほうがいいだろ?
失敗もいっぱいした方がいいんだよ。
失恋もすりゃいい。
どん底生活? そりゃいいね、ってなもんだよ。
俺だって工事中の旗振りだって、トラックの運ちゃんだって
カメラのためにはやったからなあ。今だって
やろうと思えばやれる。
生きてるってことはさ、
ごつごつの隙間をうめる作業だって俺は思うよ。
ごつごつのないのっぺらぼうなんて、
おもしろくねえもんな。
丸くなったら、この世ともおさらばってことで、
生きてる間はさ、楽しめばいいんだよ。
きのうは、
「おけいさん、ひとりぼっちでさびしいって時、私は大丈夫って
顔しなくていいんだよ。誰だってあるからさ」
って、カメラのファインダーのぞいてなくても、
あ~見抜かれてた~ってのがくやしい(笑)
きょうもいっぱい詰め込んで、良い一日を♡