「おはようございます」

入口にいた警備員と挨拶を交わす。

早い時間だからか人は少ないが、独特の空気感に包まれている。

係の人から用紙と鉛筆を受け取り、記入台へ。自分が託す候補者の名前を書く。

何回やってもなぜか好きにはなれないが、明日へ繋がる一票だと信じて。