芸術の秋。青森市『棟方志功記念館』さんへお邪魔してきました♪ | 龍飛岬観光案内所 龍飛館

龍飛岬観光案内所 龍飛館

龍飛岬観光案内所から
旬の情報をお届けします。

昭和50年に開館した『棟方志功記念館(青森市)』。

平成24年に『棟方板画館(鎌倉市)』と合併したことにより、
板画のみならず、倭画、油絵など幅広い棟方作品をほぼ網羅し、
国内最大の収蔵数を誇っています。

「作品を一点ずつじっくり見て欲しい」という棟方志功の意向により、
テーマに沿った選りすぐりの作品を展示。
また、代表作「釈迦十大弟子」は常時見ることができます。


秋の展示は、「装飾とデザイン」がテーマ。
感性豊かな棟方志功によって生み出された
デザイン性の高い作品が見られるとのこと。
(秋の展示は9/9~12/7迄)




というわけで、休日を利用して、
私ちゃこが行ってまいりました♪


入り口から進んで行くと迎えてくれるのが、

季節の移ろいとともに四季折々の風情を感じさせてくれる
池泉回遊式日本庭園。


この日は特別に、トンボさんも歓迎してくれました。


もう、とにかく美しい!!


池の金魚たちも気持ち良さそうです。


朝、昼、夕方・・・
この美しさは、時間帯によってもまた変化するのでしょう。



しばらくボーッとしてしまいましたが、
奥に見える校倉造りを模した建物の中に展示室があります。
展示物を撮影することはできないので、
ゆっくり、じっくり見学させて頂きました。

個人的に最も印象に残ったのは、
アルファベットを彫り込んだ“ホイットマン詩集抜粋の柵”。
自由で大胆で華やかな志功さんの色が、
洋風の作品でもキラリと光っていました。
芸術に国境は無いんですね!(なんちゃって)


他にも、文字を大胆にデザイン化した“いろは板画柵”や、
草花の一部分を模様のように表現した“萬朶譜(ばんだふ)”など、
ユニークな作品鑑賞を楽しめました。


また、ロビーでは棟方志功のDVDを鑑賞することもでき、
現在は「彫る 棟方志功の世界(38分)」を上映中です。
志功さんの魅力が詰まった貴重な映像もぜひご覧下さい♪



最後にご紹介するのは、庭園に置かれた裸婦像。
彫刻家・高田博厚(たかた ひろあつ)作の“海”という作品で、
志功さんはこの作品をとても気に入っていたそうです。
展示室入口の志功さんの肖像もこの方の手によるもの。
庭園を見守るようにひっそりと佇むこの像も必見です。


見どころいっぱいの『棟方志功記念館』は、
とても居心地の良い施設でした。
皆さんもぜひ足を運んでみてくださいね♪


龍飛館・ちゃこでした(*^ー^)ノ



棟方志功記念館------------------------------
【住所】青森市松原2-1-2
【電話】017-777-4567
【開館時間】9:30~17:00
※ねぶた祭期間中は9:00開館
【休館日】毎週月曜日
※祝日及びねぶた祭期間中は開館

【観覧料】
一般500円、大学生300円、高校生200円、小・中学生無料
【公式サイト】http://munakatashiko-museum.jp