板画家 棟方志功が感銘をうけた「初夏の風」 | 龍飛岬観光案内所 龍飛館

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H24年11月30日(金)

龍飛岬観光案内所(旧奥谷旅館)は棟方志功が宿泊した宿としても有名です。

龍飛岬に縁のある人にと云うことで
龍飛岬の監視哨をしていた柳谷良吉さんを通じ、出来上がった看板が館内にあります。

 


行楽客の方々は、この看板の隣で写真など撮って行かれます。
材質はヒバ材です。

ちなみに・・・


 

ここが(旧奥谷旅館)だった頃、宿泊して行った棟方志功が送ってきた礼状の写しなどございます。


 

「わだばゴッホになる」

有名な言葉です。ゴッホになろうとした棟方志功は 世界のMunakataになりました。



棟方志功 板画家(1903~1975)


1927年まで4回続け帝展落選
目の弱い棟方志功は、心の中に祭られている美を表現しよう と模索している時
川上澄生(かわかみ すみお)氏(1895~1972)「初夏の風」との遭遇がありました。


        
          かぜとなりたや

          はつなつの かぜ と なりたや

          かのひとの まへに はだかり

          かのひとの うしろより ふく  はつなつの はつなつの

          かぜとなりたや                   
   




              


川上澄生氏 1927(昭和2)年  木版画作品です。

第五回国画会創作協会展でこの作品に感銘を受け心も体も伸びゆくような気持ちになり板画家になると心腹が決まったともいわれています。


龍飛岬に風に吹かれに来たら是非、龍飛館にもお立ち寄りくださいね。







 


【外ヶ浜町公式HP】
http://www.town.sotogahama.lg.jp/

【龍飛岬にゆかりのある 板画家 棟方志功氏については】
板画家 棟方志功が聞いた龍飛の歌など紹介しています。
http://ameblo.jp/tappikankou/entry-11075059801.html


龍飛館でした。