私の両親はどちらも中卒。

2人とも、中学をでて働きました。



父は27歳で起業します。

私は小さな小さな会社の社長令嬢として生まれます。



大金持ちではないけれど、

子供だったので、

お金にはさほど困った記憶がありません。

習い事はピアノ、習字、そろばん。

成績が良かったので5年生からは学習塾に通い、私立中学を受験するように言われました。



しかし田舎者の父は大変変わり者で、

高級車に乗ってはいましたが、

自宅はプレハブ小屋。

身バレしてしまうので詳しくは書けませんが、

東京にある家とは思えません。

雨の日はうるさく、

お風呂、洗濯機、トイレが外でした。

しかも、トイレは汲み取り式!臭い!

当時でも東京では珍しく、

友達を自宅に呼べませんでした。

蛇口からでる水は井戸水だったのですが、水が臭い、と泊まりにきた親族はよく不満を漏らしていました。



母は家事が大の苦手。

"片付けられない人"でした。

家の中は常にひっちゃかめっちゃか。

休まりません。



布団は敷きっぱなし、押し入れや引き出しを開ければなだれ、キッチン回りも不潔で虫もカビも年がら年中いました。

電気の傘に埃が溜まり火が出たことがありました。あわや大惨事になるところでした。



毎朝起きると、

洗濯物の山から右と左の靴下を見つけ出し、

ハンカチにアイロンをかけ、身支度して学校に行っていました。

ごくごく自然にしっかりとした子になります、

4月生まれで体も大きくよくクラス委員に選ばれたものですキョロキョロ



小さいときは当たり前だったので、暮らしにくさはあったものの、文句言わず生活していました。



うちの両親は家族が過ごしやすいように、と思わなかったのかなぁ… = "子供の私の事、好きじゃなかったのかなぁ…"


と、部屋が汚く居心地が悪い、友人も呼べないレベルだと、私の場合、特に歳月が過ぎた大人になってからこんなふうに思うようになります。



父が変わり者でも、

母が片付けられない人でも、

私は社長令嬢です。

お金には困りませんでした。



父と母は夫婦ゲンカが頻繁で、自分達で精一杯。私達子供に対する愛情表現がとても下手でした。



両親に、

好きだよ、愛してる、

言われたことないです。

親ってどこもそういうこと言わないと思っていました。

私は、好きな恋人に、

好きだよ、愛してる、

言うことのできない人になりました。



学校で作った作品、コンクールで賞を頂いた絵、100点の答案、賞状まで、3日もすれば汚部屋に埋もれ放ったらかし。



"もっと誉めてもらえると思ったのになぁ…"



さすがに表彰された作品や賞状を持ち帰った時には、思っていました。



私の幼少期は奇想天外です。

同級生が羨む高級車に乗り、習い事もたくさん、汲み取り式のトイレにプレハブ小屋…。

物は溢れているのに、親の愛がわかりません。



お金はあるけど、

心内は空っぽでいつも物寂しく自信がない。



家の中は汚かったけど、両親はよくしてくれたし、幸せだったなぁ、昔は良かったなぁ…と、思えないんです。



究極の選択、

子供には、お金と愛情、

どちらが大切で必要か。



私の結論は決まっていて、



お金と愛情、どちらも必要。

(ずるい!)



ですが、どちらか片寄って育った場合、

お金は一生懸命働けばなんとかなるもの…と思います。



一方、足りない愛情や足りない自信を補い納得し取り戻すには、莫大な時間がかかります。



"世の中はそんなものだ"

と思って育ってしまうからです。



今日も書きますね、

誰かに愛されているというだけで、

人っていろんな事に挑戦できます!

たとえ目の前にいなくても、困ったときに勇気がわきます!



逆に誰からも愛されていない、頑張っていても見ていないようだ、と感じると、自信がなくなり何事も踏ん張れず挑戦すらできません。



私がそれに気がついたのは、

おばさんになってからです。

軌道修正が難しいです。



なので、幼少期に必要なのは、

どちらかと言うならば、

やっぱりお金より愛情だと感じます。

ただ、忙しく愛情をかけられなかったとしても、もしかしたらお金がたくさんあれば、使い方で愛情を補えることもあるかもしれません。



でも、

"好きだよ、応援してる、頑張って"

愛情に勝るもの、やっぱりないと思います。



文章が下手くそです。

何を書きたかったか自分でもわからなくなりましたキョロキョロ



物事をよくしたかったら、身近な人に愛を伝えることはやっぱり大切だと、おばさんになって子供達を生んで、やっと気がつきました。



そして、せっせせっせ、

毎日毎日整理整頓掃除洗濯、

おなじみですがやっぱり断捨離で物を減らす。

家族が過ごしやすいように試行錯誤です。

なかなか思うようにならないし、きれいな状態を保つのは難しいですが、それでもやります。



とにかくコツなんて何にもありません。

シングルマザーの自分が暮らしやすくなるために、

"丁寧に、無駄を省いて、シンプルに。"

これだけ意識しています。



それに片付けは、

家族である子供達に愛情を表現するひとつの手段です。


だから毎日片付けています。

(なかなかきれいにならず不思議。)



今日も聞いて下さり、

ありがとうございます。







真冬の3ヶ月弱だけ着るジェラート・ピケ。

私の部屋着はもみの木色?とラベンダーのような、パープル色。

おばさんになっても着れるし汚れが目立たないので濃い色を見つけたら、絶対に買いです!毛布を着て歩いているようです照れ





 


 

 

 

 

 



まだまだ慣れませんが、
ランキングに参加してみました。
いろいろな方のブログ、
リアルでとっても参考になりますね。
↓↓↓

にほんブログ村 家族ブログ 離婚へ
にほんブログ村