雨が降っています。
今日は朝からD友さんが送ってくれた『誰も知らない髙橋大輔』を見ています。
t○nちゃん、ありがとう!
神戸チャリティーのニュース映像も入れてくれて、とっても嬉しかった。
本当に感謝しています。
誰も知らない…を見ていて感じたこと、
今更ながらですが書いています。
バンクーバーからの4年間、
大ちゃんの戦いは4回転ジャンプとの戦いだったんだと改めて思いました。
膝の大けがの前までは跳べていた4回転、
だから跳べると信じて、戦ってきた。
アスリートにとっての4年間がどれほど長いものかもわかりました。
その4年間をかけてコンスタントに4回転ジャンプを跳ぶまでにもっていく。
これこそが大ちゃんの望んでいたものだと思います。
でも、現実は厳しく、
氷に何度体を打ち付けても克服することができなかった。
もしも、4回転が跳べていたら、
もっと強い気持ちでソチに臨むことができただろうし、
モチベーションも上がっていただろうし、
無理をして足の故障を招くこともなかった…。
大ちゃんにとって4回転ジャンプは、それほどに大切なものだったのかもしれません。
ソチの後の『負けました』の言葉、
これは自分の挑戦に負けたという大ちゃんの心の声に聞こえました。
ジャンプ以外のスケート技術はどんどん極まり、
氷をなめるように滑る姿は、スピーディーで滑らか、それだけで見る者の目を惹きつけます。
そこに4回転が加われば、
大ちゃんの理想とするフィギュアスケートが完成するのかもしれません。
現役を続けるとすれば、次のオリンピックを目指すと話す大ちゃん。
それには4回転ジャンプを跳べるという強い確信がなければ、
前には進めないだろうという気がします。
大ちゃんがその気持ちを強く持つことができるかどうか、
私にはわかりません。
ただ、私も大ちゃんのスケートが大好きです。
指先の表現まで美しい、どこを切り取っても絵になるなど、
大ちゃんのスケートがどれほど素晴らしいか、言葉を尽くしても表わしきれません。
その言葉以上に、私を掴んで離さないものは何か。
それは、
彼のスケートを見るだけで胸の奥がドキドキと脈打ち、
リンクに舞うその光を見られただけで幸せを感じる。
これこそ彼のスケートの素晴らしさなのだと思います。
