■ 本日の「心に響くことば」
『多少の手違いなんか忘れろ。失敗も忘れろ。
自分がいま、これからしようとしていること以外は
全部忘れてやろうじゃないか。』
-ウィリアム・デュラント- (ゼネラルモータース〈GM〉社の創始者)
■ ウィリアム・デュラントの生い立ち、業績
「アメリカの自動車王」といえばヘンリーフォードが有名ですが、もう一人
アメリカには自動車王と呼ばれる人物がいます。それがウィリアム・デュラ
ントです。
デュラントはマサチューセッツ州で生まれた。祖父は州知事を務めるほどで
あったが、デュラントは高校を中退し、友人と馬車メーカを設立、スプリン
グのサスペンションが搭載された馬車の販売を開始しました。
その馬車はそれまでにないほど乗り心地の良いもので、年間5万台以上売れ、
デュラントは20歳台で全米1の馬車メーカの社長になったそうです。
しかしデュラントは、その成功にあぐらをかくことはありませんでした。
「馬なし馬車の時代がくる」と予見し、その当時経営難に陥っていたビュイック
・モーターカー・カンパニーを買収し、自動車製造に踏み込みました。
そしてわずか3年の間に、ビュイックをアメリカ最大の自動車メーカに成長さ
せました。
その後デュラントは次々に自動車メーカーを買収して、巨大自動車メーカーを
目指しますが、あまりにも無理な資金繰りが株主の批判を呼び、デュラントは
追放されてしまいます。
しかしデュラントはこの程度の失敗で根をあげるような器ではありませんで
した。翌年、シボレー・モーター・カンパニーを設立し、T型フォードの対抗
となる低価格の自動車を販売して莫大なお金を手にいれました。
その後そのお金でGMの株式を取得し、GMの支配権を取戻したのです。
■ 英介のひとりごと■
まず、大会社の経営者にもこんな失敗があったのだと知り、まだまだ何事に
も挑戦しきれていない私は、失敗するのは当然であるし、また失敗する以前の
問題であると感じました。
私との大きな違いは、将来を見通す先見性、そして自分の考え・意志の強さ
だと思います。
私も会社では「チャレンジ」とよく言われますが、どこかいつも何かと「で
きない理由」を見つけては新しいことから逃げている自分に気づかされました。
しかし何でもかんでもやるのは、チャレンジではなく「無謀」であるため、
デュラントのような先見性を身に着け、そのうえでチャレンジしていくことが
大切なポイントだと感じました。
