宇宙天気予報士創設…そして、映画「ノウイング」

2022.04.28ニュース

2022.04.27ニュース

総務省の有識者会議は２６日、

「太陽フレア」について、被害想定や対策を盛り込んだ報告書案をまとめた。

最悪シナリオを想定：

１００年に１回の頻度で起きるとされる大規模なフレアが２週間連続で発生

☆携帯電話が不通になるほか、

１１０番や１１９番通報がつながりにくい事態が各地で発生する。

☆人工衛星に不具合が生じ、天気予報の精度の低下や全地球測位システム（ＧＰＳ）の精度低下。

位置情報には最大数十メートルのずれが生じ、カーナビゲーションにも大きな影響が出る可能性がある。

☆航空機は衛星測位を頼れなくなるため、世界的に運航の見合わせや減便が多発する。

未対策の電力設備では誤作動が起きるため、広域停電が発生する恐れがある。

近年の被害：

☆１９８９年にはカナダで約６００万人が影響を受ける大規模な停電が発生。

☆今年２月には米宇宙関連企業「スペースＸ」が打ち上げた人工衛星４９基のうち４０基が大気圏に突入する被害発生。

総務省が所管する「情報通信研究機構（ＮＩＣＴ）」が現在も警報を出しているが、ウェブサイトやメール配信以外にも手段の多様化を進めるべきだと指摘。

　ＮＩＣＴに「宇宙天気予報オペレーションセンター（仮称）」を設置し、太陽の活動で起きる「宇宙天気現象」を予測する力を強化するよう求めた。専門知識を持つ人材の育成や、「宇宙天気予報士」制度の創設も掲げた。

…

これだけ依存している社会では、ひとたび不具合が生じたら大問題となるよねぇ…。

いやぁ…　映画「ノウイング」思い出しちゃったよ～～

「数字が全てのカギだ」