たつき諒さんの「私が見た未来」を読んで、
「2匹の竜」→「かごめかごめ」→と妄想が爆走中
その続き。
籠に囲まれた◇に、2匹の竜が向かう
海底の籠に竜が向かう・・・あれれ?!
竜宮城!?
オトヒメ…乙姫…音秘め…
「音」に尻尾が生えた字「竜」
「雷」に尻尾が生えた字「電」
「亀」もなんか尻尾生えてる字
竜…蛇…綱…綱引き
鹿児島県などの南九州地域では、
旧暦8月15日夜に、綱引き(綱練り)をする。
綱引合戦だけではなく、集落を綱を引き摺って回る伝統がある地域もある。
「十五夜お月さん早よ出やれ、子供が喜び、綱を引く」
蛇が脱皮を繰り返し成長していく様子は、再生のイメージがあったのでしょうか。
月の満ち欠けもまた、再生のシンボル
その竜蛇の水の神を綱に模して、
その綱を引く行いが、清めにつながったのではないかと。
毎年運動会で必ずあった「綱引き」
って、伝統行事やったんちゃうの~~~~!!ビックリ
健康祈願、豊作祈願をこめた、なんとも有難い行事だった。
地域によっては、綱引き後に、
材料となった小綱を繋ぎ合わせて輪を作り、
満月を描く「お月さん作り」もされているそうな。
ん!? 相撲の土俵!?
調べてみると、やっぱりそう。
綱は、竜蛇の呪力がある聖なるもの、忌中の人は触れてはならず、
この土俵で、相撲をとった子どもは、その力によって健康でいられるという。
そして、この綱も、行事後には、海に還すところもあるそうな。
”海神”…”わたつみ”…輪龍巳…
南九州と竜蛇。
フィリピンと竜蛇。
むかし、空にはお月さまが七つ転がっていました。七つとも同時に満ちたり欠けたり、それは何ともいえないほど美しく、下界の人々を魅了していました。海に住む大きなドラゴンは、それらの美しい月を食べてみたくなりました。好奇心旺盛なドラゴンは、パクン!パクン!と次々に月をのみこんでいきます。そして、とうとう最後の一つになってしまいました。「さあ、みんなでお月さまを守ろう!」天の神さまと下界の民が一丸となって立ち向かいます。このお話は、フィリピンのセブ島に古くから伝わる民話です。 (Amazon)
アボリジニと虹蛇。
アボリジニの伝説では、虹の蛇が地を這った跡が水路や谷や川であり、雨季には空で輝くその姿を見ることができるという。しかし乾季には泥の中で眠っており、もし眠りを邪魔することがあれば、虹の蛇は怒って洪水を起こし村も人々も飲み込んでしまうという。 (Wikipedia)
出雲と龍蛇。
神無月に集まってくる海からの神々様を、この龍蛇様が道案内する先導役だという。
出雲大社では、神官が10月に、
沖縄から対馬海流にのってやってきたセグロウミヘビを
稲作浜でとらえて神前に祀る習慣がある。
その他の神社でも、三方にのせて祀り
「あやしき光、海を照らす」と祝福をおこなうそうな。
流動する海のエネルギー そんな感覚が竜蛇に具象化されたのかな。
だから海に面した地域に、竜蛇信仰が息づいているのかなと。
となると、2匹の竜が、フィリピン海に集結しようとしているイメージも、
地球の自然なエネルギーの循環の一部を捉えたものなのだと思えてくる。