おはようございます!
重松清「きよしこ」を読んだので、感想を残します。
読了後にこのブログを読むことをおすすめします。
感想
それでは、語っていきます!
①お邪魔します
重松清さんの本を読むのはこれで8冊目くらいなのですが、いつも思うことがあります。
文章が親しみやすすぎるっ!!
難しい表現を使わず、親近感の湧く単語ばかりで、親しみを覚えます。
心の中におこる感情を忠実に書かれていると思います。
まるで人の心の中を読んでいるような、居心地の良い家にお邪魔させてもらっているような…そんな感じです。
私は重松清さんの文章、温かみがあってめちゃ好きです!
②「少年」と重松清
主人公である少年というのは、重松清さんのことなんだなぁ。
作中に出てくる、加藤くんやどんぐりのおっちゃん、ゲルマなどの人物には、モデルがいるのでしょうね。
大野との絡みが、私の中で心に残っています。
大野〜〜、「がんばれ」じゃなくて「がんばるけん」が伝わったら良かったのに〜〜、、
この小説は、心の中の声がとても多いように感じます。
きっと、重松清さんが、その時に感じたことを鮮明に覚えてらっしゃるんだろうなぁ。
余談ですが、私が自伝を書くとなったら(!?)何を書くかなぁ。
いろいろ思い浮かびますが、重松清さんのように綺麗に、おもしろくまとめられないと思う笑
③本当に伝えたいこと
重松清さんの別の本「青い鳥」にも出てきましたが、「本当に大切なことは、自分で伝えなければならない」というフレーズ、やはりこの本でも出てきました。
すごく大切なことですよね。
本当に言いたいことを伝えるのって、難しい。
私も言いたいことを我慢しがちっぽいので(このブログでは言いたい放題ですが)、この言葉が本当に刺さりました。
この小説は、言いたいことが言えなかった方におすすめしたいですね。
勇気がもらえます、、
最後、少年は「東京まで」と言えたのでしょうか?
きっと、いろんな経験をしてきた少年なら言えると思います!
そして、「少年のお話は、これでおしまいだ。」と書かれているので、少年は青年になったってことになりますね。
エモい(*^^*)
まとめ
では最後に、個人的ベスト名言を。
「それがほんとうに伝えたいことだったら……伝わるよ、きっと」
重松清さんの話は暖かいですね!
それではさようなら!
共感などしていただけたら嬉しいです。