先日塾の先生に相談しました。

志望校の登録をするために、娘の偏差値にあったおすすめの併願校があれば教えてほしい。

要はこんな相談だったのですが・・・ 

 

まず、入塾から半年経った頃の成績が本人の能力=偏差値を表している

というのは以前から言われており、また同様に五年後期の成績が本人の実力もどこかで見た気がする。

そのあたりを加味すると、娘の実力は偏差値〇〇あたりか…というのが実感。

 

この辺りの親の期待値と実力との乖離に気づいたのは以前の記事でも書いたとおり。

以前面談を受けた先生には、

娘の熱望校〇〇は〇日受験でワンチャンあるかどうか…

という冷静な分析の評価を頂いたのでした。

これに関しては私もそう思っていたので、やっぱりな…という思いと現実を突きつけられがっかりし意気消沈したのも事実。

そんな面談を受けて、併願校選びをしっかりやらなくては…と思っていたのです。

 

んが、しかし

今回の相談では、校舎長がお話を聞いてくれ、それはそれは熱い励ましを受けたのです。

 

お母さん、僕は2月1日は思いっきり背伸びして受けてほしいと思っているんですよ。

志望校のレベルを考えなおすのは秋以降でいいです。

今は行きたいと思う学校を目指して思いっきり背伸びする時期です。

そういうと偏差値が届いていないので無理という話になるんですが…

子供たちにもいつも言っているんですが、

偏差値は急には上がらないけど、テストでのポカミスを減らせば2問で10~12点増えて、偏差値にしたら5上がるよ。

だからいやなミスを減らそうねと伝えています。

また、R4ではなく、R3(合格率50%)のラインも確認してください。

この位置にいれば悲観することはない。

合格率30~40%でも十分、2月1日は勝負に行きなさいと言っています。

そして2月2日以降にしっかり合格取れる学校を受けましょう。

 

というお話を聞いていたら、うちの子まだ全然目指していていいんですね!と目の前が明るく晴れた気がしたのです。

 

大人が無理だよ、合格しないよ、など言っていると本人のメンタルが落ちてしまい戻すのが大変になります。

極力そういうことを言わないでください。

目標に向かう明るい空気を出していく、大人がそういう空気感をもち続ける

をしっかり作ってください。

 

というようなお話をされました。

結局、相談内容に関しては空振りですが、今回お話して、校舎長とは親御さんを鼓舞することも大事な仕事なんだなと思いました。話を聞いて感じた校舎長の理想は、受験を団体戦として、クラスの雰囲気、士気を上げて〇〇に受かるぞ!という子供たちを盛り上げて行きたいのだと感じました。そのためには親御さんの落ち気味の意識も変えて盛り上げていかないといけないですもんね。

 

校舎長の熱いトークにそのうち壺とか買ってしまいそう…と一瞬思いましたが、このくらい熱いトークを浴びないと大人は急には変われない…。

今回は、私の意識と士気が高まったので、総じてありがたい展開でした。

 

ついついグチグチと言ってしまう、〇〇校は難しいじゃないとか相当厳しいというワード、言い過ぎると呪いの言葉になってしまうのね。

たしかに、箱根駅伝の並走車の中からの声掛けで怒ったり、マイナスワード言ってないですもんね。そんなのこと言われたら選手へこむし、メンタル崩れて走りがグダグダになっちゃう。

まさに親が併走するにあたってもやっぱりポジティブな声掛けが大事ですよね。

 

うん、ありがたい展開でした。

今後なにかあったらまた相談しちゃおうと思います。