東京タクシードライバー 2年B組

東京タクシードライバー 2年B組

タクシードライバー2年生で始めたブログですが、11年生になってしまいました。

そろそろ引退を考えていることもあって、12月にして今年はじめての投稿です。

 

虎ノ門でお乗せしたお客。2025年12月9日午後9時頃。

飲み会のお開きっぽい。(乗車場所には他にも複数いた)先輩社員らしき(男性A)と後輩社員らしき(女性B)でご乗車。

 

B「私、来年、会社を作るんですよ。社長にも了解いただいているんで」

A「へーどんな会社?」

B「キャラクターの版権とか使用料を管理する会社です」

A「キャラクター?」

B「私が作ったキャラクターがあって、商品化とか印税とかを管理するんです」

B「12年前に作ったキャラクターなんですけど、なんだかんだと続いていて、そこそこ使用料が入ってきて、去年くらいまでは年間数百万だったんですけど、今年は2500万くらいになって、これは個人事業主ではちょっといかがなものかと思い、会社にすることにしました」

A「そりゃ、すごい、で、どんなキャラクターなの?」

B「あ、それは〇〇さん(会社で仲良しの同僚か?)にも言ってなくて、ないしょです」

B「私、ほんとなんもしてなくて。なんもしてないのにどんどんお金が入ってくるんです」

B「最近はそのキャラクターにAIで歌を歌わせる機能も追加したので、それでいろいろなアーチストさんが作曲したりして、youtubeとか色々なところにUPしてくれて、アニメの主題歌になったケースもあるんです。それが今小学生でめっちゃウケているらしいです。」

B「私、ほんとなにもしてないんです」

 

 

女性Bの話からは嘘は感じられなかった。法人化は個人が比較的コスパ良く設立できる合同会社ではなく、初めから株式会社にするとのことだった。設立については弁護士や会計士などのスタッフももう決まっているらしい。

 

初音ミクのような歌えるキャラクターもいる。

 

男性Aが先に降り、女性Bが一人車内に残った。

 

「キャラクターの名前、教えてくださいよ」と言いたかったが、当然にして無言のまま業務を終了した。