十一日目
10時起床。即外出。国立美術館へ。
入場料が、国際学生証提示で12→6ドルになったという記憶以外は全て忘却。美術品には疎い。ホーチミン美術館よりは洗練されていた。

11時頃、アンコールワットへ向かう。
チェックポイントにて、係員に止められる。
「兄ちゃん、ここでチケットは買えへんで。ここはチケットの確認だけや。5キロほど引き返しな。トゥクトゥク乗ってくだろ?」
なんというこすい商売。世界遺産施設の管理者とトゥクトゥクやってる民間人が完全に癒着してやがる。管理者も民間委託なんかもしれんけど、これはひどすぎるやろ。そもそもなんでチケット買える場所がこんなに離れてんねん。しかも買えるの一ヶ所だけ。許されんのか。こんなん。

引き返して、牛に出会えた。かわいいからさっきのことも許せる気がする。

小一時間歩き、チケットセンター到着。それまでの道中で幾度となく、トゥクトゥクに声をかけられたが、無視。生涯たったの一度たりとも、トゥクトゥクには乗らぬと固く心に誓ったからだ。

センターでチケット購入、37ドル!
どんだけ高いねん。しかも3日券とかもある。
調べたら、アンコールワット遺跡群って東京ドーム40個分もあるんかい。そもそも、寺院ってあの教科書に乗ってるやつだけやとおもってたけどたくさんあるのね。そりゃトゥクトゥクの兄ちゃんに歩くと言ったら笑われたやけや。それでも歩く。絶対耐えんねん。

13時頃入り口に到着。

おサルかわいい。



15時頃まで散策。疲れた。すでに今日は20キロくらい歩いている。朝飯もそういえば食。
宿から水を持ってくるのを忘れたので、観光客価格のコーラを買いまくっている。1缶1ドルとか物価に比べてほんまに高い。

土産物屋で押しの強い兄ちゃんにTシャツを買わされる。
「おめぇ、ぼっちだろ。じゃあこれがおすすめやで~」

「LONELY TRAVELLER」
余計なお世話じゃボケ

Tシャツを買ったの見て、周りの屋台の奴らも寄ってくる。仕方ないし腹も減っていたので食らう。
3ドルでチキンラーメンをひたすら炒めたみたいなゴミ飯。我慢

17時くらいまで観光。15キロくらい離れた宿まで歩こうとしていると、豪雨と雷鳴が襲来。

当然、トゥクトゥクは待ち構えたかのごとく声をかけてくる。びしょびしょに濡れながらも、泣きながらもあいつらを追っ払った。
負けるもんか。
ランナーズハイじゃないけど、頭が痛くなりすぎて寒すぎて逆に気持ちよくなってきた。足は雪駄で歩いていたのでぼろぼろ。
稲妻に怯えながらも、恐怖に耐え抜くため、一人カラオケを始めた。
ト「トゥクトゥクどうだい?兄ちゃん」
私「あの頃の僕らはきっと♪」
ト「タウンまで10キロもあるぜ」
私「全力で少年だった♪」
ト「5ドルで良いぜ」
私「世界を開くのは僕だ~♪」
ト「。。。」

多分変な人に絡みたくないのは万国共通で、歌い始めてから、トゥクトゥク攻撃はなくなった。おすすめのトゥクトゥク対策です。

そんなこんなで真っ暗の道をびしょびしょになりながら、おんおん涙を流し大声で歌い続けひたすら真っ直ぐ歩くこと3時間くらい。やっと帰れました。帰った瞬間に雨はピタリと止んだ。辿り着けた喜びに歓喜。

結局この日はこれだけ歩いた。






昨夜と同じがばいばあちゃんの屋台。昨日よりも腕を上げていた。カンボジア1のシェフで、世界でも指折りの婆さんだと思う。まじですごい。シェームリープに来たときは是非召し上がってほしい。あり得ないほどうまい。

紫のおばちゃん。
帰宅即泥のようになりながら、就寝。

5日ほどの滞在で、二万くらいか。予想外。

治安★×2.5(国道外れるだけで暗いし、怖い。No Smokingの横に、No Gunsマークがあるのも怖い。トゥクトゥクも怖い。ただ思ってるよりは危険ではない。)
飯のうまさ★×3.0(味付けが全体的に甘い。がばいばあちゃん補正なければ2)
雰囲気★×3.7(カンボジア王国というイメージのまんま。素敵な町。)
物価★×2.9(日本よりは安いが、そこまで安くない。観光地はぼったくり価格。ビールだけは0.7ドルとかで店で頼む方が安いレベル。)
清潔度★×2.8(ポイ捨て三昧。ベトナムよりはきれい。)
Wi-Fi★×2.2(ほぼフリーのやつはとんでない。泊まった二軒の宿が悪かったのか、ホステルですら、繋がらない。)
総合おすすめ度★×2.9

ベトナムよりは旅に来てる感があった。おすすめではないけど、楽しい。The東南アジアという感じだと思う。



十二日目
さっき陸路であっさり、国境を越えタイに入りました。バンコクへ向かってます。

一週間の療養、予防接種等を受けたあと、ネパールへ飛ぶ予定です。

続く