一〇三日目

 ターミナルには20時頃に着いたと思う。宿には22時前に到着。メトロに乗ろうと思い切符を購入したが、なんだか歩きたくなったので三キロほどの行程を寄り道しつつ歩いて宿まで。切符は有効期限が無期限のようなので、今度使う。暗闇の中をドキドキしながら歩いた。ホームレスもボチボチ、その辺の草むらから野党が出てきそうな並々ならぬ雰囲気は多分にある。サンパウロ自体は大都会でちょっと汚い神楽坂みたい、そこに人つまみのスパイスとして天王寺を加えた感じ。嫌いじゃない。 



一〇四日目

 10時半頃に宿を出て中心部へ向かう。ここから十キロ弱。サンパウロに来たら絶対にすき家を食うと心に決めていた。


中央市場、やっぱ都会と言えばこれ。魚臭くて最高だった。

日本人街のリベルダージに近づけばダイソーだってある。店内の商品はほとんど日本語表記。店内BGMでZONEの『secret base』が流れてくるのは泣かしにきてる。残念ながらほとんどの商品が200円~300円。100円均一というわけにはいかない。

東京並みだよ、ほんと。メトロもあるし。ブラジル、というか世界最大級の都市というのも容易にうなずける。

ひたすら南下するだけなのに、迷いながらすき家に着弾。隣にMcDonald'sもある。ほんと日本って感じ。


牛丼並、チェダーチーズ、唐揚げ、キリンを注文。800円くらい。牛丼ってこんなにうまいねんな。旅行の中で食った飯で一番うまかった。日本の肉より赤身が多くて俺好みのもの。店内はファミレスに近くて提供までに20分も待たされたが、納得の味。凄腕のシェフがいるとしか思えない。メニューにはラーメンとかもあった。ブラジルでは珍しくお一人様お二人様席もある。


すき家近くに日本庭園まである。わびさびの「わ」の字も理解していないようなつくり。すぐそばに高速道路もあり、都会の喧騒など一ミリも忘れさせてくれない。その足で日系移民資料館へ。



おったな、昔

展示数は大したことないが、全部日本語で書かれているし、どういう経緯で日本人がブラジルにやって来たかとか今に至るまでの歴史とかが詳しくわかる。特に戦時下の移民についての展示が良かった。これ見るだけでもサンパウロ来て良かったなと思えるレベル。

カテドラル。目の前のセー広場は完全に天王寺と化していた。

晩飯。砂肝が400グラム、100円くらいだったのでトマトクリームペンネを作った。皿に山盛り三杯分くらいで200円ちょっと。自炊が大正義だやっぱり。

大都会サンパウロ、リオデジャネイロでは街中でもまあまあWi-Fiが飛んでいるのでSIMカードを買う必要がない。アルゼンチンとチリは滞在が長くなりそうだからゲットするけど次のウルグアイも必要ないかも。


 今までのホステルではシーツも枕もスタンバイされていたが、ブラジルに来てからは三軒とも自分でやってねというセルフスタイル。最初のとこでサービスわりぃなと思ったけど、ここではこれがスタンダードみたいだ。


 ブラジルに来てから一度も晴れていない。今お昼の12時だけど、めちゃくちゃ晴れている。晴れてなかったら晴れてなかったで晴れろやと思うけど、晴れたら晴れたで暑くて外出たくなあなとなる。重い体を起こして、今日はサンパウロ美術館にでも繰り出してみたいと思います。


続く