18時頃、周辺のカフェテリアを散策。最終的に行き着いたのは大好きなケンタッキー。結局ここしか信頼できへん。
18時半頃、そろぼち空港の中に入れるかと思ったらまだ深夜1時までのフライトの表示しかされていない。ダメだ。暇すぎる。価格は高いがビールカフェという空港すぐ外の24時間オープンの飲食店でアルコールをかます。約二時間弱粘る。

喫煙所に来るのは五度目くらい。さっきも声をかけてきたおっさんがまた声をかけてくる。ホテル経営者のようで「ベリーチープ、タクシーで送るし泊まってけよ」と。聞くに2500ルピーらしい。今までマックス600、平均で300とかの安ドミトリーにしか泊まっていない俺にとっては相当高額。そもそも、あと100ルピーくらいしか持っていない。明朝までここにいるよと言うと笑われる。笑ってくれて結構よ笑われてなんぼよ。
13時頃に来たとき、20時には入れると屈強なガードマンに言われていたので20時過ぎに再びゲートへ赴く。クウェート航空を利用しイスタンブールに行くのだがさっき6ゲートで表示のあったクウェート航空の文字が消えている。1~8までぐるっと見渡すもどうやらクウェート航空は消滅しているようだ。予定フライトの表示も深夜2時までなので単純計算であと3時間半は待ちぼうけになる。早く中で寝転びたい..。最後の最後までインドは僕を苦しめる。
22時半頃、再三ゲートへ向かう。例のごとくフライト表示は4時半のものまで。下の階にはベンチがあり待機できるが出発階にはない。なので上へ行っては下に戻るを繰り返している。完全に変な人だ。
インド総括
24時前にやっとこさ空港の中に入れてもらえる。チェックインはまだ始まっていない。充電ゾーンでひたすら座り込み携帯をチャージ。深夜3時前にやっとカウンターが開いた。あーインドともお別れだと感慨に耽っていると、職員から「片道航空券ではトルコに入国できない」とのお達し。そんなの下調べでも見たことなかった。そもそもお前らクウェート人がなんでしがないアジア人のトルコ違法滞在の可能性について心配すんねん。余計なお世話じゃ。離陸一時間半前に急いで一番安そうだったイスタンブール-アテネのチケットを確保し図らずも10月3日のギリシャ行きが決定する。自動的にブルガリア-セルビア-ハンガリーのルートは廃止され、ギリシャから南米へ行くことが決定的となった。
アテネ行き航空券の購入画面を見せびらかしてからも15分間もたもたもたもたと。「今何ドル持ってる?」とかそんなん何で聞くねん。一億万ドル持っとるわボケ。クウェート航空だけど最後の最後までこのインドという土地と相性が悪いみたいだ。
この飛行機に乗る誰よりも早く来てるはずなのに一番チェックインが遅い。不憫でならない。
ベンチに座っていると、例のごとく団塊世代の日本人に声をかけられる。「最近の若いやつは~」から始まる常套句を初めて経験した。朝鮮戦争の特需やら当時の経済成長の要素を全て棚上げにして戦後世代はギラギラしていて日本を最強にしてきたのに、今の世代はやる気がないのどうのこうの。散々、若者世代の悪口を眼前の若者に吐いたあとに「iPhoneの使い方教えてよ」の図々しさ。ほんとに団塊ってすげえ。約90分のスマホ講座を開催。飯でもおごってくれんかなと少しは期待するが、何の礼もない。絵に描いたような老害。
11時頃、クウェート発で予定より30分早い14時前にはイスタンブールに到着。メトロと路面電車を乗り換え15時過ぎにスルタンアフメットという旧市街、本日の宿の最寄り駅に到着。駅に降りた瞬間トルコ人に拘束される。会ってほしい友だちがいるんだ、と言われほいほいついていく。その友だちというのが絨毯屋とレストランと旅行代理店を経営している34歳の日本好きのトルコ人。小銭稼ぎで外国人が出演する日本のテレビ番組にもちょいちょい出てるらしい。390ユーロのカッパドキア&パムッカレツアーにしつこく勧誘される。約5万円で8日間は考えもの、多分そこまで高くはないと思うけどやはり高い。一晩考えるから持ち帰らせてと、一旦引き返す。まだチェックインすらしてないしバックパックを背負っている。
「新市街のぼったくりには気をつけろよ。この間も日本人の友だちが40万ぼられてたから」との捨て台詞。俺はそういう警戒心だけは最強だから大丈夫だよと完全にたかをくくっていたが結果的にフラグとなった。
このトルコ人と別れて二時間後の20時くらい。俺は新市街で約8万円ぼられていた。
トルコ人と別れた直後にドイツ人を名乗る男に道端で声をかけられる。「日本人?俺の住んでる街で香川真司がプレーしてるぜ」。曰くドルトムントに住む27歳経済学部生のバックパッカー。「俺のママはトルコ人だからこの辺も詳しい。一緒に飯食おうぜ」って言われたらもう行っちゃうやん。なんかタバコもやたらくれるし優しいやつだなあとふわふわ思っていた。行きつけの店があるとのことでそこまでタクシーで行くのだがタクシー代も払ってくれた。この時点でなんか怪しいかもと思うも店には入ってみる。真っ暗な店内をミラーボールが照らすクラブのようなバーのような、店。これぼられるわ、でもまあせいぜい一万くらいやろなんて余裕をかましていた。自称ドイツ人は近くのトルコ人美女二人をナンパ、臨席させる。自称独人に煽られ、二人合わせて7杯くらいのビールとケバブを飲食。ドイツ人はずっと姉ちゃんの乳を揉んでいたが俺は日本人として精悍な態度を守りラッキーエッチはお預け。まあそれはいいのだが会計の段階で威圧感たっぷりの巨漢店長が登場。
「お待ちかね!会計はこれだ!」と突きつけられたのがなんと5900トルコリラ。1トルコリラ=約18円だから約10万8000円也。屈強な男に囲まれ俺は観念した。酔いも回っているし抵抗できない。というか、ここまで典型的なぼられ方は初めてで逆に笑ってしまった。これがぼったくりかと。数100トルコリラしか所持していないからカードで払わせてというも現金しか取り扱っていないと、とりあえず財布全部見せろや。ということでこのとき持っていたトルコリラの全部400をパクられる。ドルは使えねえということだったが今確認すると謎に200ドルも消えていた。現時点で所持金0TLと200ドル。
で、ドイツ人と折半だから5900割ることの2、引くことの今払った400で残り2500の要求。ムキムキの男どもとATMへかけてゆき、2500キャッシング。2900トルコリラ×18+200ドル×110=約8万を浪費してしまったということだ。1杯一万円のビールに1皿一万のケバブ。ちなみにケバブは涙が出るほどうまかった。「日本のキャバクラはもっと高いだろ、今度は気をつけろよ」と店長が最後になぜか気を遣ってくれる。ドイツ人もろともグルだったというわけだ。インドを出て浮かれすぎていたのと、ドイツは日本の相棒だという勝手な勘違いが故の過ち。あとは去年のレートだと余裕で十万越えていたのと勉強代だと思う外ない..。
ホステルについてからは倒れるように就床。現在10時、日本との時差は6時間。約48時間シャワーも浴びてないし歯も磨いていない。切り替えてとりあえず清潔にして外に繰り出そうと思う。
続く













