最近、思っていたことを羅列させていただきます。


 1.バラナシでは案外ヒンドゥー教徒とおぼしきおばはんがよく、木の棒とかで牛をしばいていた。牛は神様じゃないの?エエのかあれは。複雑だ。


 2.リキシャやトゥクトゥクのドライバーはしつこい。平気で1分くらい声をかけてくる。どの国よりもインドがしつこい。15分も外を散歩していたら10人は声をかけてくる。効果的なのはイヤホンをつけて聞こえていないふりをすること。あるいは「日本人?」と聞かれても韓国人か中国人のふりをして日本語がわからないふりをすること。心は痛むがいちいち気にしていられない。長距離を歩くよりもお前らに運転してもらい高い金を請求されるのではと考えてしまう方が精神的によっぽど疲れてしまう。


 3.インド人はやたらパーソナルスペースが狭い。話すときはキスでもされるんじゃないかというくらいの距離まで顔を近づけてくる。リキシャも轢く気なんじゃないかという距離までつめてくる。図々しい。あと意外に性に奔放で複数人彼女がいるのが当たり前のよう。開口一番「結婚してるのか?」でその後は「じゃあ彼女は何人?俺は三人いるよ」みたいな感じで自慢してくる。一夫多妻制じゃないでしょインドは。


 4.出国前にパイパンにした。理由は風呂に入るときに外国人たちに「あのジャップめちゃくちゃ剛毛やんhahaha」みたいな感じでバカにされることを恐れていたからだ。でもそれは杞憂に終わる。そもそも公衆浴場みたいなところはそうないし人に股間を見られる機会などそうないからだ。でも40日も経つとそこそこの毛量にもなる。肌が荒れているという話は以前のの記事で書いたと思う。洗顔料をネパールで購入したのだが、硬水というのもありとても泡立ちが悪い。洗顔料は泡立ててなんぼというのは美容オタクの間では常識だ。どうしたら泡立つだろうかと考えたときに、お笑いコンビハローバイバイの関暁夫がすべらない話でしていたトークを思い出す。関は『やりすぎコージー』という番組でプチブレイクを果たした胡散臭い陰謀論者(口を開けばフリーメーソンだの世界滅亡だの)。お笑い芸人としては1ミリも面白くないのだが、そのすべらんトークだけは少し面白かったことを覚えている。内容をまとめると幼い頃祖母と風呂に入っていたとき、自分で石鹸を泡立てようとしてもなかなか泡立たなかったが祖母がやるとなぜかやたら泡がキメ細やかだった。なんでだろうと観察してみると祖母は自分の陰の毛を利用して泡立てていたためだった。その泡を利用して関の体やら顔やらを丁寧に洗ってくれていた。そのからくりを知って以来祖母とは風呂に入らなくなったという話。これにインスパイアを受け洗顔料を股間で泡立てるようにしている。ここ三日の話ではあるが。その効果はというと覿面にはほど遠く余計荒れたような気がしなくもない。三日坊主にならぬよう性懲りもなく今後もこの方法を実践したい。


 5.風邪が全く治らない。カトマンズにいる頃から具合が悪かったのでもう三週間くらいになろうか。鼻水鼻づまり、左目の奥が痛いのと咳、あとは肌荒れと倦怠感。だが病院に行く勇気が出ない。というのも海外旅行保険に入っていないからだ。かろうじてクレカ付帯の保険はあるが適応範囲内なのかは不明。そもそもこれは風邪なのか?あと4ヶ月の旅なので無理せず気長に治るのを待ちたい。毎日飲んでいる風邪薬はそろそろなくなりそう。


 6.よく妄想をする。駅まで1時間とかホステルまで2時間とか歩かないといけないときは妄想しないと歩けない。先日していた妄想が『激レアさん』という深夜番組に僕が出演するもの。内容はレアな体験をした一般人を招きオードリー若林とテレ朝の弘中アナが根掘り葉掘り聞いていくというもの。妄想の中で僕は「学生時代に行った南米旅行でアルゼンチンの大統領に気に入られ、秘書にされてしまい付き人として遺産を全部相続し今はその資金で南米で慈善活動をし南米で最も有名になっちゃった日本人」という設定。人の夢の話ほどつまらないものはないので、これくらいにしておきます。出来の良い妄想が仕上がればまたお話します。


 7.バックパックで旅行をしているととんでもなく大きな鞄を背負っているやつがたまにいる。特に白人に多いイメージだが、やつらは一体何を詰め込んでいるのだろう。一方で私は40リットルのバッグで中身はすかすか。たまに「そんなに小さくてすげえだ」みたいな感じで言われる。バックパックの小ささだけは自慢できる。バッグも小さいが身体も小さい。身長が低いのは長年のコンプレックスだが、たまには良いこともある。例えば寝台列車だとベッドが縦に170センチくらいしかないのだがそれにすっぽりおさまってしまう。身長の高い人にはなかなかできないことだろう。なんとか小さな身体を引き受けポジティブに捉えることに必死になっている。


 8.店やトゥクトゥクの運転手に「Mr.」とか「サー」とか言われることに慣れない。「マイフレンド」って声をかけられてもガン無視をするのだが、サーと呼ばれると少し反応してしまう。だが決して気分の良いものではない。自分は身体も大きくないし、見た目も中学生に間違えられるくらいなので日本ではタバコを買うにしても酒を買うにしてもよく年齢確認をされる。精神年齢も多分幼い。少年のような心がないとこんな旅行もしないだろう。だから自分は22歳ではあるが、まだ高校生くらいの気持ちで旅をしているので「Mr.」って呼ばれるとちょっと怯んでしまう。俺なんかに「Mr.」なんか使わないでくれよ、ただの雑魚だよとなってしまうのだ。早く「Mr.」が似合う人間になりたいものです。