三〇日目夕方


17時頃に現地の民家見学ツアー。中国人親子二人、フランス人三人、インド人三人、私日本人、そしてガイドのネパール人の10人編成。


「この壁は象の糞でできている。屋根は草云々」、「現地の人間は手で火をおこすんだ」、「この脚のタトゥーは天国へ行くためのおまじないなんだ」的なことをガイドの人が言っていた。マトリックスのモーフィアスにめちゃくちゃ似ているがトリニティやエージェントはもちろん登場しない。


 モーフィアスが一生懸命説明しているのに。「今は屋根もメタルだろ?」、「でも今はガスだろ?」フランス人が茶々を入れてくる。黙って聞いてやろうよ。


 18時頃。川沿い散策とサンセット観賞。ひたすら南京虫と風邪のコンボで痒いし身体がとてつもなくだるい。ガイドの言葉も入ってこないし帰りたい以外の感情を失う。サンセットはあいにくの曇りで全く見えない。

ついてない。


19時頃晩飯を食らう。


食えば治ると思いひたすらがっつく。飯はまずい。


 19時半頃に地元のトラディショナルダンスショーがあると聞いていたが、レビューで高校の文化祭のようということを見ていたのと。あまりの体調の悪さにキャンセル。洗濯をし眠りに就く。




三一日目。


3時頃目が覚める。痒い、痒すぎる。南京虫被害に詳しい友人のAokiに写真を見せびらかしたところ2週間から3週間ほど続くという。インド行く前に大変な事案だ。4時半頃再び床に就き6時頃起床。


朝飯。


昼飯よりも晩飯よりもショボいがどっちよりもうまい。固いパンケーキが無駄にうまい。


6時半頃にカヌーとジャングル散策。昨日と同じ隊の編成。


沈没しそうな泥舟

キングフィッシャーだからカワセミ?

奥のがクロコダイルらしい。ほんとかよ


 ガイドのモーフィアスが色々生き物の説明やらしてくれるが例のごとく半分くらいしか理解できない。初日に眼鏡をなくしているので何一つ見えない。ひたすらどろどろになるだけだった。


11時頃。象の飼育施設と水浴びを見学。



白人女性が象に水をぶっかけられてるのを見てひたすらゲラゲラ笑っていた。

昼飯。


体調悪すぎて食えない。

14時から1時間半ほどお昼寝。15時半頃、楽しみにしていた象に乗るやつ。ジープサファリとどちらかチョイスできたがこっちを選択。一緒にアクティビティをやっていた仲間たちはみなジープを選択したようでハブられた気分。象に乗るのはニューカマーの中国人ガールズ。アメリカ映画で言うと日焼けサロンとか行ってて勿論穴姉妹で最初の方にやられそうな二人組。


象乗り場に到着。てっきり一人で乗るもんだと思っていたら、象使い、中国人×2、ガイド、私の相乗りタクシーシステムだった。


ガイドのシャリールがなかなかのナイスガイだ。何が良いかと言うといちいちへらず口を叩かない。この象は何歳とかあれは何って聞くと答えてくれ、なにか珍しい動物がいると肩を叩いて教えてくれる。それ以外はなんか携帯を無限にいじっている。やり易い。


象は歩きながらうんこするし歩きながら草を食べる。こっちの便意も限界なので羨ましい、象になりたいなどと思ったがかなりブラック労働だ。


 象さんは10頭くらいしかおらず、日に150人くらい観光客が来るという。つまり1頭につき15人を1日につき乗せる。1回につき4人乗せても4周もしないといけない。そりゃ仕事しながら草も食べたくはなるしうんこもしたくなりますね。30分と聞いていたが、ワンハーフアワーを聞き間違えたのか2時間ほど象の上で揺られながらジャングルを散策。


サンセットも見られた!

 象に乗っていい感じに疲れ、コーラ飲みながらタバコを吸って1日の疲れを癒し夕焼けを見る。自分を王様かと勘違いしてしまいそうだ。ちゃんと働こうと思いました。不思議なもんで数日前までまずく感じたヤニが鬼のようにうまい。慣れとは怖い。




三二日目


 朝6時半頃起床。今日はポカラへ移動。死ぬほど喉が痛い。頭痛と悪寒もひどく朝飯が喉を通らない。腹痛もある。


8時頃バスが出発。11時頃まで爆睡。腹の痛みも寝れば忘れる。途中30分休憩。ポテチとタバコを購入。「一箱なら300、一本なら15」。一箱買うのは高いがこういうときのヤニのバラ売りは嬉しい。一球入魂じゃないがその一本に集中できるし無駄吸いも減らせる。案外減煙になるかも。


13時過ぎにポカラ到着。2キロほど離れた本日の宿まで歩く。ポカラには3日ほど滞在予定。何も決めていないが、とりあえず体調を整えたい。鼻水鼻づまりがひどい。


続く