【№1914】三陸鉄道、山田線誕生か?
東日本大震災以降、地元との協議は平行線が続き、なかなか復旧の見通しが立たないJR山田線の宮古駅~釜石駅間(55.4km)についてですが、三陸鉄道の南・北リアス線が復旧作業が終了し、本年4月に全線開通するのを前にJR東日本から沿線4自治体からなる山田線復興協議会への新たな提案がされました。

(河北新報の記事から抜粋)
その新たな提案とは、JR東日本側が駅、線路等の施設を全面復旧したのち、運行事業を三陸鉄道、駅や線路等の施設を地元自治体へ「上下分離方式」による無償譲渡で移管する。
移管後10年間は運営赤字額(10年間で5億円を想定?)をJR東日本が補填するとし、補填期間終了後は移管区間の運営から完全撤退するというものである。
これにより、JRがバスによるBRT方式での復旧、沿線自治体は鉄道による復旧と平行線が続いていた話し合いも進展をしそうだ。
三陸鉄道は宮古~釜石間の山田線区間を自社線に出来れば、南・北リアス線における運行事業の一体化が出来る。
ただし、山田線区間での運行管理に対する新たな経費が増すことになる。
沿線自治体も運行事業からJRが完全撤退となれば、元々、日本有数の赤字路線なだけに存続への新たな問題も発生しそうだ。
ともあれ、三陸の鉄道が復旧することになれば、復興へ向けた道筋への大きな光となるので、三陸鉄道サポーターの一員として、今後も注視して行きたい情報でありました。