手を貸してもらえるかしら? | *tapi旅* おかわりトルコ!イスタンブール

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何度も「おかわり」したくなる国トルコ。
勢い余って移住し、ゆるく激しいイスタンブール暮らしを堪能。満腹帰国後も、つまみ食いトルコ活動継続中!

 

あー、文章が書けない。

長いことPCの前に座ってるのに、ぜんっぜん進まない。

そんな日もあるよねー。今日はもう、やーめたっ!

ってことで

どんなときでも好き勝手にツラツラ書ける

tapi旅ブログを書くことで、書けないストレス解消しよ~♪

 

今日はね、先日遭遇した

ちょっとした場面について書きたいと思います。

 

「あ~、トルコのこういうところが好きだよ。」

って、しみじみ感じた瞬間だったから。

忘れないうちに書き留めておこう。

 

 

とある晴れた日の午後

近所で信号待ちをしていたときのこと。

 

赤信号だったのでボーッと突っ立ってると

いきなり誰かに腕を組まれた!!驚

 

「へっ?!」と思い、その手の持ち主の方を見ると

そこにいたのは、杖をついたおばあちゃん。

 

「ジャヌム、ちょっと手を貸してくれる?」と。

 

・・・でた、ジャヌムw

初対面の通りすがりの平たい顔族の私にまで

「ジャヌム」って使うのね、おばあちゃん。笑

(※ジャヌム/Canım=honey/dear/darlingの意)

 

まずもって声掛ける前に腕組んできたし

腕を組んだ相手が平たい顔族だろうが

まったく気にせずトルコ語で話し掛けてくるし。

 

トルコ人のこういったときの

コミュニケーション能力の高さには

常々感心するわけであります。

 

かく言う私も

今回のような場面に出くわすことに

すっかり慣れたようで

特に躊躇することもなく

「もちろんですよ、一緒に信号渡りましょう。」

と、おばあちゃんの手をナデナデ。

 

信号が青になり

おばあちゃんの歩調に合わせてイッチニイッチニ。

無事に信号を渡り切ると

「ありがとう、もう大丈夫。」とおばあちゃん。

 

その言葉に対し

「本当に大丈夫?この先も一緒に歩きましょうか?」

と返した自分に、あとから振り返って感心したりして。笑

 

 

トルコ生活を通じて、日頃から街中で

こういった掛け合いを見ているから

いつの間にか自分も

自然とできるようになったんだなぁ。と。

いい影響受けてるなぁ。と。

 

困っている人にすっと手を差し伸べられること。

困ったときに「手を貸してほしい」と素直に言えること。

 

すてきな文化だ、うん。

 

 

 

 

この写真は、先月グランド・バザールに行ったときに

Çaycı/チャイジュ(チャイ屋さん)で撮らせてもらった1枚。

 

「写真撮らせてもらっていいですか?」と聞いたら

右側にいる店員さんが

邪魔にならないようにとフレームアウトしようとしたから

「あなたも入って♪」とお願いしたところ

ちょっと恥ずかしそうにフレームインしながら

素敵な笑顔を見せてくれてね。

 

人は見かけで判断しちゃいけない。とも言うし

人は見た目が9割。とも言うけれど

きっと街中で、真顔の状態のこの方と出会ったら

声掛けにくいし、“異国の人”感を強く感じただろうなー。

 

こんなハニカミ笑顔を見せてくれるだなんて

なんだかとっても嬉しい!!!

 

そんなことを思ったりしたり。

 

知らず知らずのうちに

異文化から学んで吸収してること

いろいろあるもんなんだねー。

 

 

明日はいい文章が書けますように♪

 

 

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