ブリュッセルのホテル最寄駅に到着し
ガラガラ荷物を引っ張りながらメトロ駅から地上へあがると・・・
さっそくワッフォー発見!!
第一ワッフルに遭遇しちゃぁ、食べずにはいられません。
ということで、さっそく購入。
チョコレートがだいーぶツユダクな感じで
これをどうやってフォーク1本で食べるんだ?って話。
ワッフル初心者には、トテモムズカシカッタデス。
ワッフルの本場、ベルギーですから。
駅構内のコーヒースタンドでも、もれなくワッフル食べられます。
THE観光地地帯に行けば、それこそワッフォー天国★
どこもかしこも 『1€』 の看板で客寄せしてるけど
トッピングをすれば、結果5倍以上の値段に跳ね上がるというトラップ。
これまた、ミニチュアサイズのフォークだけで
一体どうやって食べろっていうんだっていう話なわけで。
本場のワッフォーを上手に食べるには、訓練が必要みたいです。
とても有名らしいDANDOYというお店にも行ってみました♪
ちなみにこの長蛇の列は、DANDOYではなく~
となりの 『1€』 看板のワッフル屋さん。笑
2階でイートインスペースがあるとのことで、行ってみると
そこは観光客で大賑わいワイ♪
しかも主にというか、ほぼ・・・アジア人観光客!笑
きっと、それぞれの国のガイドブックに
“ブリュッセルでワッフルを食べるならココ!”的なサムシングが書かれているのでしょう。
メニューを見て、地味に笑ってしまった。
煮込みス トロベリー
じっくりコトコトいちごを煮込んだんでしょうなぁ~。
お紅茶
なんでココだけ急にお上品な感じに?
カップをつまむ手は小指立てておかないと!って感じかしら。
韓国語や中国はないけど日本語だけ書いてあるあたり
日本人観光客がやって来る率がダントツで高いのかしら~。
スペース的にはそんな広くないけど
スタッフひとりでまわすには、とても大変な大盛況ぶり。
アジアンな顔立ちの店員のお嬢ちゃん、仕事テキパキこなしてるけど
お客さんを案内したり、オーダーとったりバッシングしたり
1階のキッチンとやりとりをするための小型エレベーターを使って
オーダー通したり、下から上がって来たワッフルやドリンク取り出したり
使用済みの食器を入れたり・・・まぁ~、とっても忙しそう。
私たちは、カフェラテ2つと、例の煮込みストロベリーのやつwをオーダー。
しばらくして、まず、カフェラテがやってきた。
相変わらずめまぐるしく忙しそうなお姉ちゃんが、小走りの勢いでやってきて
カフェラテをドンッとふたつ置くや否や、クルッと後ろを向いて足早に去って行った。
テーブルに置かれたカフェラテを見て、ボーゼン。
え?
左側、誰か飲みました??笑
あまりの衝撃に、ポッカーンでした。
まぁ、右側の仕上がり具合もヒドイもんだけど
そこはココのクオリティがこのレベルなんだろうと、100歩譲るとして。
左側はね~、さすがにコレはナイ。ナイナイナイナイノマナイヨ~。
ということで、お嬢ちゃんに伝えることに。
お嬢ちゃんもお嬢ちゃんで、バッチリふたつのカフェラテの差を認識した上で
一瞬、私たちの顔色を窺ったけど、何か言われる前に逃げろ!ってな感じで
去って行ったので、確信犯。
あいかわらず、あっち行ったりこっち行ったり、私たちの席の近くには
死んでも近づかない!そんなオーラ満載だったのでw
別に急ぐわけでもないし、タイミングをみることに。
結果、煮込みストロベリーwのワッフルを届けに、どうしても私たちの席に
やって来なくてはならなかったお嬢ちゃん。
ワッフルはまともだった。笑
ワッフルを置くや否や、またもや去ろうとしたので
そこは行かせねえよ?と思い、呼び止める。
不自由な英語だってなんだって、意思表示しとかないとね。
たぴ:「あの・・・この2つ、同じ飲み物ですか?」
お嬢:「えぇ、同じカフェラテですけど?」
( Д ) ⊙ ⊙
マージーかぁー!同じって言った!言い切った!しかもめっちゃ強気や!
こりゃイカン。こっちも強気に行かないとっ。
たぴ:「いや、全然同じじゃないし。」
お嬢:「・・・どうして欲しいんですか?!」
(⊙д⊙!!)
すげっ!ある意味、尊敬に値する無礼な対応!! ←どっちやねんw
たぴ:「新しいのに代えて。」
すると、めっちゃ不服そうな顔をしつつ、去って行ったお嬢。
しばらくして、新しいカフェラテ到着。
お嬢:「カフェラテ・・・これでいいですか???(気が済んだ?的な表情と共に。)」
たぴ:「うん、これでいい。(最初から黙ってやれよ。的な表情と共に。)」
ちなみに、この一連の流れ、お嬢のめっちゃ流暢な英語と
私のめっちゃつたない英語とで繰り広げられております。笑
英語がきちんと喋れたら、もっとかっちょよく言えたのにな~。と悔しい思いをしつつ
でも結果的に、自分の思い通りになったので、それはそれでヨシとしました。
無愛想だったり失礼だったり、プロ意識の低い対応だったり・・・
まぁ、それっていわゆる“海外あるある”ですよね。
日本のサービス業って、本当にプロ意識が高いなぁ。って感じる瞬間。
感情をきちんとコントロールしながら、“サービスマン”になりきって対応をするのが
日本のプロフェッショナル。
ありゃ、なかなかマネしようとしても、マネできる国の人、多くないと思うな~。
大前提、感情コントロールができたり、自己犠牲の精神がないと、成り立たないものね。
改めて、日本人の精神性の高さを感じるわけです。
ま、でも、頑張り過ぎが祟って心が病んでしまうのも、日本の特徴だったりしますよね。
そして、そこまで追い込んでしまうのも、日本社会の文化だったりします。
話は戻って、この店員のお嬢ちゃん
私たちと同じくアジア系の顔立ちだったわけですが
アジアで生まれて、何らかの理由でベルギーにやってきたのか
はたまた、生まれながらにベルギーっ子なのかは知りませんが
まぁ、彼女の“外見”的には、ガイジンなわけで。
きっとたくさん苦労もしてるんだろうな~。
ここでガイジン(特にアジア人)として生きて行くには
辛辣なことを言われたり、嫌な思いをしたり・・・そういうことも多いのかも知れないな~。
顔立ちや肌の色の違い・・・どうしようも変えられない部分もあるけど
言葉の壁や攻撃力wなど、自分でどうにかできる部分は
悔しさをバネに必死になったのかも知れないな~。
日々の生活の中で、ナメられないよう気も強くなる一方なのかも知れないな~。
正直、お嬢ちゃんの境遇がいかなるものかは知ったこっちゃないですが
そういう現実もあるのかも知れない。と、勝手に推測したのでありました。
どう?この妄想力w
そんなことを考えると、同じくガイジン(そしてアジア人)として外国に住む私としては
トルコでの自分の状況と比べちゃうわけで。
ちょっとでもトルコ語を喋ろうもんなら褒め称えてくれるし
日本人だってことで親切にしてくれることも多いし
(一部エリアでは、日本人=お金!チョロい!の代表格でもあるかも知れないけど
まぁ、自分がしっかりしてれば大丈夫なわけで。)
もちろん、イヤな人だっていないわけじゃないし
イヤな思いやショックな出来事だって、経験したことないわけじゃないけど。
物事、いろんな側面から見て捉えることができるけど
もちろんトルコでガイジンとして暮らすことにだって、良い面も悪い面もあるわけで
ある程度のことを体験したり見たり聞いたりしてきた結果
トルコ選んでよかったわぁ~。と思えるんだから、しあわせなことです。
さて。
話はすっかりワッフルから飛んでしまいましたが~
スーパーでおみやげワッフルも購入しました♪
お友達が買ってたやつをまねっ子。
辛党の私は、ワッフル情報も皆無だったので、お友達の情報に感謝感謝でした♪
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