毎日利用していたタクシム駅にて。
ひそかに注目していた、この広告。
「コレ、行き隊!」
忘れちゃわないように・・・と、メモの代わりに写真をパシャリ。
後日
おうちの近くのこんなとこでも、また発見。
「そうそう。コレ、行き隊んだった!」
またもやパシャリ。
まだまだトルコ語入門編な私が、この広告から読み取れた情報・・・
“MONET展 が イスタンブール で 12.10/9-13.1/6 までやってるよ!”
おうちに帰って、インターネット先生に聞いてみる。
イスタンブールと言っても、どうやらちょっと遠いところの美術館の模様。
近場だったら、ひとりでふらっと行ってみようかと思ってたんだけど。ちょっと気合いが要りそうだ。
ということで、滞在中ToDoリストの中で、下の方に位置づけられてしまったMONET展。
数日後。
ひとりしっぽり、遠くのジャーミィでも行って過ごそうかと思っていた誕生日。
私の誕生日など知る由もない、ルームシェア先の家主さんからまさかのお誘い。
「友達と美術館行くんだけど、よかったら一緒に行かない?」って。
せっかくのお誘いだもの。
迷わず予定変更、ジョインさせてもらうことに。
よくよく聞いてみたら、行先はまさかのMONET展だって言うじゃないですか!!
なんちゅーミラクル☆
テレパシーが通じたのかとおもたー。
ひとりじゃ行くのちょっとな・・・とヒヨっていたから、アッラーが助けてくれたのかしら♪
バスを乗り継いで、海沿いの街までやって来た~。
むむぅ!
こっこっこれはー!
かの有名な、MONETさんの睡蓮の池ではないですかー??
入り口から美術館の建物まで、緑いっぱいのお庭を楽しみながら進みます。
美術館もとってもハイテクで(日本と同じ感じ)、トルコってほんと、新旧混ざり合ってて面白いなぁ・・・
と、トルコバカ全開!
館内の様子もMONETさんの作品も、まさかの写真撮り放題状態だったこちら。
作品の写真を撮ってる人を見かけたとき、「MONETへの冒涜!」とか思ったんだけど
海外の美術館じゃ、写真OKなところも結構多いらしいですね。
私はやっぱ、ちょっと気が引けて写真撮れなかったけど。。。
肝心な内容はどうだったかというと。
MONETってば、めっちゃ癒し系~! (軽っ!)
いやね、トルコってさ、なんでもかんでも濃いわけよ。
人の顔も濃ければキャラも濃い。宗教色も濃ければ食文化も肉食で濃い。
街中に溢れる色もパッキリしたものが多くて濃い。
そんな中にずっといると・・・知らず知らずの間に疲れていたりするもんです。
いわゆる 印象派 と言われるMONET先輩の世界観。
何描いてんだかよくわかんない、ボヤーっとフワーっとモヤーっとしたあの感じ。
めっちゃ癒されるー。笑
きっときっと、イスタンブールにお住まいの方には、わかっていただけるはず☆
みなさん、ぜひ、癒されに行ってみてください。
ちなみにMONETさんって、こんなひと。
おんなじ風景を、何枚も何枚も、何年もかけて描いているこのお方。
うーん、私に負けず劣らずネクラやな♡
美術館のショップでは、こんなお土産をみつけたよ。
おりがみ~!
ORIGAMIって、もはや世界用語なの?
すばらしぃー。
思わずコーフンして買ってしまったのはこちら。
きゃは~!
ガラタ塔にアヤソフィアの立体カード!
こりゃ、ご当地度★★★ですな!!
帰るころにはすっかり日も暮れて、MONETさんの池もムーディーに。
後日談@語学学校。
片づけが遅い私は、いつも教室を出るのが一番最後。
1ヶ月間、毎日同じ席に座っていたのだけど、授業も残りあと数日となったとある日のこと。
いつものように、私が片付け終わるころには誰もいない教室。
自分の席を立ち、ふと壁に目をやると・・・
げーっ!!!!!
MONETなんですけど!!!!!
まさしく私の席の上に飾られていた絵が、MONETの睡蓮の池だったっていう。
このテレパリ具合、どんだけやー!
ドギモ、ぬかれた。