あっという間に4月になって、やっと春めいてきました。

 

3月は寒くて、桜が咲くのも遅くなりそうですね。

 

つい先日の、「トホホ」の失敗談です。

 

毎年3月は写真が趣味のだんなが某村に行き、フキノトウをたくさんとってきてくれます。

 

フキノトウのおいしい食べ方は何と言っても天ぷら!

 

でも不満が1つありました。

私「揚げる人」僕(夫)「食べる人」ということです。

(昔カルビーで「私、作る人、僕食べる人」というCMがあって物議をかもしていたのを思い出しました)

 

こんな感じで、袋いっぱいとってきて、会社の人にもおすそ分けしました。

 

例年だと食べるだけの夫は「おーい、じゃんじゃん揚げてくれ~」と言って、そのうち「ああ~腹いっぱい」となる。

 

さあて、私もいただこうかしら、と思って揚げたフキノトウを口に入れると冷め切ってしまっておいしさが半減しちゃうんですよね。

 

で、昨年秋に、串揚げを家で手軽に食べたいとか、揚げたてのフキノトウのため、「象印あげあげ」を購入したんです。

 

これなら、卓上で揚げられるので揚げたてを食べられます。

 

 

3月24日、1回目のときはフキノトウだけ、天ぷらにしました。

 

それでやめておけばよかったのに、次週、たまたま某スーパー「U」で干したニギスがあったので、ニギス好きの私は天ぷらにしようと購入しました。

 

 

 

ニギスって、あんまり好まれていないようですがこういう魚です。生だと水分が多くて揚げ物に不向きですが、干してあったんですよ・・・。

 

ここまで書けば何をいわんや、察しが付くと思います。

 

あげあげでフキノトウもニギスの天ぷらもおいしく食べたはいいけど、

食後、何かのどに引っかかりを感じる。

 

ずっと何かが刺さっている感じではなく、時々なので、最初は小骨でのどを傷つけたのかな、という程度に軽く考えていました。

 

でものどに何か引っかかる感じが時たまするので、気持ち悪いんですよね。

ご飯を飲み込んだり、水を飲んだり、うがいをしたりしても全然駄目。

 

日曜の夜のことだったので、翌日まで続いて気になるようならかかりつけの耳鼻科医に行こうと観念して寝ました。

 

で、起きたら、スッキリする。。。いや、何かのはずみとか、時々イラッとする、とげとげ感。

 

覚悟をして耳鼻科に行きました。

 

最初、お医者さんが「うーん、見えないなあ」と言って、グイグイのどの奥へ入ると、「これかなあ」というトゲっぽいものがありました。

 

ただ、それを取り除くためには、専用の医療器具を使わないとダメらしく、口とのどに麻酔をして待つこと5分。

 

その耳鼻科医にそういう機械があったのね、という大がかりな機械が出ていて、看護師2名と医師1名がかりで

なんとかそのトゲを取り除くことができました。

 

あそこのクリニックでも、特殊なあの機器を使う機会があまりないようで、皆さん、あーだこーだ言いながらも、私ののどの奥のトゲを見つけてとってくれました。

 

その代金、9010円。

 

 

最初900円と聞き間違えて「やっす!」と心の中でガッツポーズしたのですが、桁一つ違いましたね。

あれだけの大がかりな機械を使ったんだし。

 

ちなみに、このことは家族に話していません。・・・というか、話せません。

私以外は小骨のある魚は好きじゃないし、好んで食べないんです。

 

今回、フキノトウの天ぷらついでに、私の好きなニギス食べちゃえ、って感じだったので。

 

単純に「よく噛まないから」なのか、それとも嚥下機能が弱っているのか。

 

どちらにしても、2度とニギスは我が家の食卓には載らないでしょう。