【新訂にて変更】「引きこもる」 → 「引き籠もる」 | ある在宅ワーカーのつぶやき

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みそっかす反訳者が、用字用例辞典(日本速記協会)の表記ルールにおける個人的な解釈についての記事を書いています。2020年4月半ばから新訂対応です。たまにテープ起こしについてのそのほかの話も。文中で引用している辞書はこちら→https://dictionary.goo.ne.jp/jn/

新型コロナウイルスが日本でも広がり始めて、もうそろそろ1年になろうとしています。

いろいろなところで苦しい状況が続いており、早く画期的な治療薬ができてほしいと願うばかりです。

 

ただ、私個人の生活は、もともと在宅での仕事がメインの上に極度のひきこもりでありましたからほとんど変わっておりません。買物、バイト、人との約束などの用事以外はほとんど家から出ない生活です。

家が快適で大好きなのでそれ自体は全く苦に感じないといいますか、特に緊急事態宣言の時期に「外出できなくてつらい」というコメントを見聞きするたびに「世の中の人はそんなに家にいるのが苦痛なのか!」とびっくりしていたぐらいなんですが、一つだけ困ったことがありました。

それは昨年の前半にバイトが全くなくなったことによるもので、バイトは平均して月二、三回ですので収入面では大したことなはいんですけど、大きな問題は体型でした。私のバイトはスーツを着用して行うものなんですけど、バイトの再開が決まった6月の末に夏物スーツを試着してみたら、入らなかったのです。

 

というのが、ここ数年私は、冬はちょっと食べ過ぎてやや太り、繁忙期が明けてバイトを入れてスーツを着用することでそのやばさに気づき若干ダイエットを行うというサイクルを繰り返していたのですが、去年の前半はスーツを着用することがなく、例えば28年前に大学入試のときに着た伸び切ったハイネックのカットソーなどというゆとりのある服をずっと着ていたため、自分がやばいことになっているという事実に気づかなかったのです……。

(※税抜き1,980円で買ってもう元は取ったと思いますが、まだ着られるので捨てません)

最近ちょっと入れ過ぎて本業のテープ起こしに支障を来すこともあるバイトですが、心の弱い私が完全ひきこもり生活で堕落していくのを防ぐためには必要であると強く実感しました。

 

というわけで、ここまで読んで今日のお題を見て「あれ?」と思った方もおられるかと思いますが、今回の改訂で昨日の記事の動詞「籠もる」の表記変更に伴い、「引きこもる」も「引き籠もる」に表記変更となりましたけど、「ひきこもり」は表記の例外として引き続き平仮名表記です。

「ひきこもり」のほうがよく出てくることもあり、この「引き籠もる」の表記もなかなか覚えられない予感がします。というか、先日「引き籠もる」が久々に出てきて調べて、「籠もる」が漢字表記であることを再発見しました。

昨日も書いたのですが「籠もる」は地味にやばいです。気をつけたいです。